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【SDVX】ロングの魔術師、ダークダークダーク

もし『打打打打打打打打打打』に新譜面が追加されて、ダークダークダークが担当することになったら、

エフェクター名義は『打ーク打ーク打ーク打ーク打ーク打ーク打ーク打ーク打ーク打ーク』だといいな




私の推し譜面制作者、ダークダークダーク先生の軌跡を紹介する記事です

⚠️注意点⚠️
今回の記事、思ったことを思ったままに書いたせいで、まとまりのない記事になっています
ご容赦ください…………



①デビュー、黎明期(SDVX III)

The End of War [EXH]

初期のダークダークダーク先生といえばやはりこれでしょう。
うーん。
ヤバいですね。

やーーーーーただ、この曲に旧Lv.15相応の譜面を書くのは相当に難しそうなので、薄味で淡白な譜面になるよりは、このくらい突き抜けてインパクト勝負に持ち込んだのはかえって正着だったのかもしれません。


ともかく、私が注目したいのはこの部分です。




こんなところにBTロング放り込むって何!??!???????(喜)

この頃からダークダークダーク先生の譜面には、ロングノーツ(特にBT)の配置に関して謎に天才的なセンスの萌芽が散見され、独自の才能が発揮されています。


Death Blossom [EXH]

これも。


②試行期(SDVX IV)

IVになっても、ダークダークダーク譜面のインパクトは衰えません。

Sakura Mirage -Drum'n World- [MXM]
少女救世論 [MXM]


当時はそのトリッキーさと押しにくさに難色を示すプレイヤーも多く、なにかと賛否両論を巻き起こす譜面作成者じゃったのう(村の長老)



閑話休題。

この頃リリースされた孤独の番人[HVN]は、私がダークダークダークを好きになったきっかけです。

BTロングを活かしたイントロに始まり、直角ダブルレーザー、独特な配置で飽きない片手地帯、ラストに強いインパクトを残すHoshizora押し(亜種)など、「らしさ」が癖になる濃厚な譜面です。

とりわけ私が好きなのはこの直角!!

終点は固定なのに始点だけズレていくことでだんだん短くなる直角、かと思えば途中からもう片方の色にバトンタッチし、そちらの色の直角が長くなっていきます。

うーん天才!!!!意外性と楽しさ、そして見栄えの良さが共存する名配置です。


③円熟期(SDVX V)

ダークダークダーク先生の尖った個性に、良い意味で安定感がついてきた時期です。

これまでの作品で発揮していた強烈な個性とクセの強さを損なわないままに、それを「正統派」のパッケージで包み込んで大衆にもウケまくる(≒「商業的」な)作品を世に送り出していきます


さて、この時期を象徴する譜面として、Unicorn tail Dustboxxxx RMX [VVD] が挙げられます。

全体的に赤譜面を丁寧にリスペクトしたまとまりの良い譜面ですが、随所にダークダークダーク先生の「性癖」が漏れ出ているのがファンとして嬉しいポイントです。

「性癖」の例
ダダダ先生はたぶん微縦連が好き



あと個人的に好きなのがこれ。

……???

こんなフワフワしたリズムのBTロングで唐突にツイスター始めるのは、前にも後にもダークダークダーク先生しかいない気がします。なにこれ!???!!??(嬉)



ちなみにこの頃Яe:son D'êtreという呪物が登場しましたが、あれに関してはダークダークダークダーク(原文ママ)先生は完全に被害者だと思っています お疲れ様でした……


④神々の邂逅(SDVX VI)

とはいえ、やっぱりダークダークダーク先生の譜面には独特の押しにくさがあって、ノリノリで叩けるって感じではないし、しかも全体的にダウナーで落ち着いたまとめ方をするから、明朗快活!天真爛漫!!みたいな曲だとちょっと合わない気がするんだよな〜〜〜〜

逆に、お洒落だけど独特の癖があってどことなく翳りもある曲を作って、ダークダークダーク先生が得意な微縦連系の音型とかをよく取り入れるコンポーザーがいたら、きっととっても相性が良いんだろうな〜〜〜〜


…………ん?

あれはお洒落だけど独特の癖があってどことなく翳りもある曲を作って、激しいドラムや美しいピアノパートによく微縦連の音型も取り入れているコンポーザー、めと(metomate)さん!?


というわけで、めと(metomate)×ダークダークダークという最高に相性の良いタッグがこの世に爆誕したのでした。めでたい。


Vanishing Eidos [MXM]
「曲に合った譜面」ランキングがあれば
確実に5位には入ってくる譜面

アウトロではFXロングやつまみをほぼ使わず
ダウナーで妖しげな幕切れをあえて"NOFX"で演出します

余談ですが、春日は当時のキャラクター楽曲コンテストで
同じく虚語ケムリちゃんのテーマ楽曲を作り、落選し、
その後実装されたVanishing Eidosを聴いて
「勝てるわけねぇ……」と絶望し楽曲応募を辞めました


累乗のカルマ[MXM]
ダークダークダーク先生の最高傑作だと思っています

32〜35小節目は、BTロングを効果的に使いながら
再び"NOFX"戦術で展開にメリハリをつけます

というかBTロングの使い方が全体的に最高にお洒落で、
それでいてちゃんと楽しく押せるのマジで意味わからん


ダークダークダーク先生に贈る言葉

これからもたくさんの神譜面をよろしくお願いします。


(蛇足)

ダークダークダーク先生とレッドホットスクリューズさん、最近妙に合作が多く(過去に囚われている、Burst Λnd reBoost、群青纏う朱の槍)
もしかして付き合っている同一人物なのでは?という説を、少しだけ考えています

とはいえ、登場当初からずっと安定感があったEther99(フカセの別名義)や東京ブルトゥーム(TAGの別名義)と違って、
ダークダークダーク先生は最初苦戦していたところからどんどん譜面作りが上手くなっているように見えるので、最古参のレッホの別名義だとすると違和感があるようにも感じます。どうなんだろう…………

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