スベらない話〜美容室〜
こんにちは!ka-sugです!
今日は僕の身に起こった出来事を書きます。
僕は少し癖っ毛のある、所謂天然パーマです。
学生の頃はそれが嫌で美容室でストレートパーマを当ててました。
僕の行きつけの美容室には担当の店長とスタッフが二人という店自体は広いのに三人で回している美容室でした。
春になると新人が二人追加され、五人体制の美容室になりました。
新人は男と女で二人とも恐らく僕より年下でした。新人は掃除や、シャンプー、ドライヤーを担当していました。
僕のシャンプーは新人の女の子が担当してくれました。
個人的には女性よりも男性のほうがガシガシ洗ってくれるので好きでしたが、この女の子にはとっておきのテクがありました。
僕はそのテクに夢中で一時シャンプーとドライヤーは女の子にしてほしいと店長に頼むくらいでした。
そのテクとは、シャンプーが終わり、タオルで頭の水気を取った後に訪れるのです。
ガシガシとタオルで拭いたあとに突如訪れる耳スポ。
中指を両耳にスポっと入れてくるのです。
僕は突如訪れる耳スポの虜でした。
性感帯を突如責められた時のような感覚。
半年くらいは毎月その耳スポを感じるために必要もないのに髪を切りに行きました。
半年たったある時。
店を見渡すと彼女の姿がない。
今日は休みなのかと落胆しつつ、その日はストレートパーマを当ててもらいました。
男性のパーマと言ってもシャンプーまでに1時間はかかります。
その日は新人の男がシャンプーとドライヤーでした。
シャンプーが終わりタオルで拭く。訪れる事のない耳スポ。そのままドライヤーに入りました。
そこで新人の男が喋りかけてきました。
新人男「いい感じパーマっすね。」
僕は前髪だけをストレートにした。
こいつが言ってるいい感じのパーマとは天然パーマのことだ。
1時間も施術を受けてる所を見といて何を言ってるんだという感情と共に僕はその店に通うのを辞めました。
終わり