【チャンピオンリーグ】 最終92位(1716) 変態型バンギトドン絶対選出 【ポケモン剣盾公式大会】
はじめまして。タタンと申します。
公式大会において推しポケであるトリトドン(と付き添いのバンギラス)絶対選出縛りでそこそこの結果を残すことができたため、記念かつ記録として筆を執ることにしました。
HABCDSなどの略記を使用します。
個体値は全て31であるものとします。
ネタが渋滞しております。閲覧注意
イカ状態以下常体
今大会のルール(ざっくり)
シングルバトル
見せ合い6350
『ポケモン』シリーズ歴代チャンピオンの手持ちポケモン
(サーナイト含む)のみ使用可能
構築経緯
剣盾末期にトリトドンを使用できるルールの公式大会が開催されるので、トリトドンを絶対選出することにした(この時点では上位を狙うつもりは殆どなかった)。
トリトドンの最たる強みは「あくび」を覚えることであると考え、相方として「ステルスロック」要因のバンギラスを採用。コイツもついでに毎試合初手に駆り出されることになる。かわいそう。
環境的にもステロが抜群で刺さるDMエースが多いと予想されたため、そのまま後述のようにコンセプトを確定。残る枠にDMエースを詰め込んだ脳筋構築の完成。
コンセプト
トリトドン絶対選出
ステロあくび+積みDMエース
DM枯らし→後発DM
構築の並びによる選出誘導
後発でDMを切る関係上「とびはねる」のDM枯らしやマヒによる負け筋があるエースバーンやギャラドスよりも、ラプラスやトゲキッスを相手取る方が若干都合が良いと考えた。
イカした(イカれた)メンバー紹介
トリトドン(ひがしのうみ・色違い個体) @イバンのみ
よびみず ずぶとい
217(244)-×-132(252+)-112-104(12)-59
熱湯/クリアスモッグ/あくび/こらえる
調整
HB:ほぼ特化
A168(陽気)エースバーンの+1珠130ダイジェット確定耐え(84.3~99.5%)
A184(いじっぱり)同上を50.0%耐える(91.7~108.2%)
D:あまり
最高の相棒。天才すぎる型。
全試合で選出するために汎用性を上げる型を考えていたところにイバンのみが落ちてきた。万有引力の発見である。
コンセプトの「あくび」とDM枯らし・イバン起動の「こらえる」は確定。メインウェポンかつ火傷の上振れ要素がある「熱湯」、ラムのみ持ちに対する起点回避の「クリアスモッグ」。
相手がどれだけ積もうが草技を持っていようが無理矢理こらえる最強ポケモン。素で受けきれる相手(特にエースバーン)に対してはさらに強く、あくび+先制クリアスモッグで切り返してあわよくば逆に起点にする。
推しポケにもかかわらず、もっぱら高火力DMワザを食らう役回りだった。ゴメンね。。。
選出率:100% (44回/44戦)
バンギラス @襷
すなおこし おっとり(B下降C上昇)
205(236)-154-117(-)-161(252+)-120-84(20)
悪の波動/10まんボルト/馬鹿力/ステルスロック
調整
C:特化
あくのはどう
→H163-D96(4)ドラパルト 93.2~111.6% (乱数1発62.5%)
10まんボルト
→H171(4)-D120ギャラドス 107.6~128.6% (確定1発)
→H202(252)-D121(4)ギャラドス 89.1~106.9% (乱数1発37.5%)
A:補正で下降しない性格
ばかぢから
→H207(252)-B130バンギラス 104.3~123.6% (確定1発)
S:申し訳程度のミラー意識。
10nなので振りやすかった
最高の相棒の相棒。天才すぎる型。
全試合で選出するために初手の行動保証があるタスキ。積みエースも多いこの環境では、トドンと合わせて受け回す型よりも対面的に動く型のほうが強そうだと考えた。
「ステロ」は確定。一致メインウェポンかつ対ドラパルトの「悪の波動」、ギャラドスの積みを許さない「10まんボルト」、ミラー意識の「馬鹿力」。
起点作成狙いのおにびやいかくをもらいやすく、油断したところに変態型がおもしろいほど刺さった。
選出率:100% (44/44)
トゲキッス @命の珠
てんのめぐみ おくびょう
161-×-115-14500(252)-135(4)-132(252+)
エアスラ/マジカルシャイン/大文字/わるだくみ
最強のDM枠。天使の悪魔。
相手のクリーチャーをすべて破壊する。相手は(ひるみにより)ワザを唱えられない。
↑ほぼ全試合DM状態でゲームセットしたため関係なかった。なんなら「きょううん」の方がよかったかもしれない。
S+1で最速ドラパルトを抜くために最速。80族ミラーが何度か起こりそうなことも考慮。
選出率:体感70%
エースバーン @するどいツメ
リベロ いじっぱり
155-184(252+)-95-×-96(4)-171(252)
とびひざげり/とびはねる/ダメおし/きあいだめ
環境メタの裏DMエース。天才すぎる型。ラプラスやドラパの壁、ギャラドス・ウインディ・ボーマンダのいかくによるエスバ対策を「気合い」で解決する確定急所型。今大会の環境に気持ちいいほど刺さっていた。もっと使用者がいてもいい型であると感じたが、当然の如く使用率2%以下。
コンセプトでありダイウォール媒体にもなる「きあいだめ」、全抜きのためのおなじみの2ウェポンに加え、対ドラパ・メタグロスの悪技「ダメおし」。変化技持ちのドラパルトが多いと考え「ふいうち」でなくこちらにした。
また、トリックを受けた際に一瞬相手が「なんやこれ?」と動揺することに期待して「ピントレンズ」と同効果ながらより知名度が低そうな「ツメ」を持たせた。
「きあいだめ」をせずともエースバーンなので普通に強い。
選出率:体感30%
ギャラドス @ラムのみ
じしんかじょう ようき
171(4)-177(252)-99-×-120-146(252+)
とびはねる/パワーウィップ/ストーンエッジ/龍舞
第3のDM枠になるはずだった見せポケ。
練習段階ではこの枠にメタグロスを入れていたが、自分の構築にラプラス・トゲキッスが刺さっているように見せる&多少エスバとギャラを牽制するために変更。
「とびはねる」と「龍舞」は確定。サブウェポンを対トドン・ミロカロスのパワーウィップ、ミラー意識かつ今環境で通りのいい岩技ストーンエッジに。
水技を切った結果鋼への打点を失ってしまったため、ほとんど選出しなかった。ギリギリまで特性をどちらにするか悩んだのも無意味になった。なぜこんな技構成にしたのか。
選出率:0.5% (2/44)
ドラパルト(色違い個体) @こだわりスカーフ
すりぬけ おくびょう
CSぶっぱ
シャドーボール/流星群/10まんボルト/電磁波
今大会の環境Tier1。
やぶれたせかいと いわれる ばしょで しずかに もとのせかいを みていた。
選出率:0% (0/44)
選出
全試合 初手バンギ+裏トドン&DM枠
わかりやすい対面選出。本当にこれしか投げないので全試合5秒くらいで選出が終わった。
DM枠は基本トゲキッス、ラプラスが来そうor通りが良さそうなときにエスバ(だいたいちゃんとラプラスが来た)、ごく稀にギャラドス。
ドラパルトは格闘の一貫を切り、相手の先攻ダイジェットを誘うための見せポケとして活躍した(ドラパ談)。
立ち回り
相手の先鋒が挑発を持っている可能性のあるやつ(特にギャラドス)でない限り、何も考えず初手ステロを撒く。
バンギで適当に荒らした後にトドンを投げる。今大会ではエスバ、キッス、ギャラ、ラプラスと先攻DMが強いポケモンが多かったため、想定通りバンギ+トドンでDMを枯らせる試合がほとんどであった。あとは3匹目の後発DMで全破壊。
特に初手DMラプラス対面の試合は高頻度で
バンギが2ターンで倒れる
→最終ターンにトドンであくび
→フリドラでトドンきぜつ
という展開になり、エスバによるイージーウィンが多々決まった。
対面ゴリランダーに対してのみトドンを経由せずバンギの死に出しからDM枠を投げ、そのままステロ+ジェットで貫いていった。先頭にトドンを置いていたためにこの展開もよく見られた。
きつい(きつかった)ポケモン
HBかえんだまミロカロス
キッスでなんとか破壊した両刀弱点保険サザンドラ
しらんメテオビームユレイドル
しらんとぐろ催眠トリプルアクセルミロカロス
しらん
結果
HN:カスガタタン
44戦 30勝14敗
最終最高レート1716
最終92位 100ケツ入り
さいごに
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。上位プレイヤーの方々には遠く及びませんでしたが、自分のやりたいことを最後まで貫いて優勝することができ、初心者ながら心からとても楽しめたイベントでした。道具派の皆さんお疲れ様でした。ほな カイサン!!!
筆者
タタン(@kasu_game)
https://mobile.twitter.com/kasu_game
おもな戦績
バトルレジェンド
最終121位(1731)【禁伝なし】
GlobalChallenge2021SecondWinter
最終16位(1780)
セイムダブルビート
最終35位(1752)
坊主大喜利『結局総合的に強いポケモンなんなのか選手権』
最優秀賞(1852いいね)