2021 J2リーグ開幕戦 モンテディオ山形vs FC町田ゼルビア 感想文Light
1.はじめに
どうも、ぽっくんです。へけけっ。
いよいよ2021シーズンのJ2リーグ戦が開幕しました。毎年この時期になると、サッカーが日常にある生活のありがたさが身に染みますね。
さて、開幕戦でFC町田ゼルビアを相手に戦った我が軍でしたが、まぁなんと言いますか、むんな気持ちに。今後の伸び代が見えた部分もあるので全く悲観はしてませんが、次節はキッチリと内容と結果に拘ったサッカーを見せて欲しいものです。
2.試合結果
モンテディオ山形 1 - 1 FC町田ゼルビア
得点者 山形:オ・ウンゴル
町田:深津 康太
交代 山形:76分 中村充→中原
88分 ヴィニシウス→林 南→木戸 藤田→國分
町田:60分 長谷川→太田
72分 酒井→デューク 吉尾→中島
3.感想
身体が重い。ボールが足に付いていない。
【今季は優勝での昇格を目指す】と選手自ら公言し、クラブも大型補強で応えた。しかも、昨季積み上げてきたサッカーを継続し、ブラッシュアップした状態でのスタート。山形サポとしては、期待するなという方が無理なのである。
だが、蓋を開けてみれば、例に漏れずいつもの開幕戦であった。相手がどうこう以前に、我が軍の選手達のパフォーマンスが良くない。長期間のキャンプに加え、コロナ禍で外出もままならず、ストレス発散も難しい。雪の為、開幕前にホームタウンに帰って調整する事も出来ない。分かる。メンタル的にもフィジカル的にもコンディションを上げるのが難しいのは分かる。でもチームとしてもう少しなんとかなりませんかね?
とまあ愚痴るのはこの位にして。
ここ数シーズン【山形は彼のチーム】と言っても過言ではない大黒柱・中村駿の移籍により、ボランチで誰がスタメンに名を連ねるのか注目していたが、山田康と藤田という予想外のコンビでスタート。
試合序盤、両SBを上げて山田康が左に降り、中央の野田の前方に藤田が位置する3−1ビルドアップを試みていたが、藤田の立ち位置が町田2トップに近かった事や、熊本や山田康にボールが入った際の町田2トップやSHの寄せの早さ等もあり、中々前にパスを付けられない。また、大外に張るSBに展開しても、町田SHとボランチの寄せも早いので、直ぐに囲まれてしまい前進叶わず。
そこで、我が軍は左SBの松本を上げず、右SBの山田拓のみ片上げする3−2ビルドアップに切り替え、南が町田ボランチ間に顔を出す事で、町田左SHに熊本と山田拓2人のケアを強いる形へ。大外でフリーになりやすい山田拓にボールを集めたり、前方にスペースが出来た熊本が持ち上がってみたりで前進を試みる。しかしそれでもその後が続かなかった。これは個人的には、これはボランチ2人のポジショニングが影響していると考える。もしかしたら指示があったのかもしれないが、藤田は中央から大きく離れてサイドに寄ることも少なく、また山田康は中央より左サイドに立ち位置を取っていることが多かった。となるとボランチのフォローが無い山田拓や熊本の取れる選択肢は、ロングボールを蹴るか、前方でマークを背負った南や中村充にパスするかになる(同ライン上にしか選択肢が無い)のだが、どちらを選んでもしっかりと町田に対応されて、中々思うように行かなかった。
開幕戦故の硬さがあったのか、前半はボランチだけでなくほぼ全員精彩を欠いていたものの、後半、山田康や藤田がビルドアップに絡める様になり、また2列目の選手達も相手の中間ポジションで受けて叩いてが出来る様になると、徐々にショートパスでの前進が可能に。結果的に我が軍の得点はオ・ウンゴルさんによるもののみだったが、松本、山田康、加藤、南が絡んだ左サイドは昨季同様ワクワクさせられたし、要所要所でフォローに来る藤田のポジショニングも良くなり、決して得意では無いだろう縦パスの差し込みにも果敢にチャレンジしていて、今後が楽しみ。
やはり、我が軍のサッカーはボランチが生命線であると再認識した試合であり、そのボランチが攻撃時と守備時でどのように立ち位置を取ってどうプレーするかがキチンと整理されると、チーム全体としてのクオリティも上がってくると思われる。なので、皆さんもボランチ2人のポジショニング含めた振る舞いにフォーカスして試合見てみると面白いかもしれない。
今回初スタメンの山田康や藤田だけでなく、途中出場の中原、林、木戸、國分についても個々の特徴を垣間見ることが出来て、選手の組み合わせによって違った色を出せそうで期待が膨らむ。
今度は一度山形に戻って調整しているので、メンタル的な部分ではリフレッシュ出来ているはず。次こそは我が軍の真価を見せて欲しい。
4.最後に
今回出場した選手以外にも、松本幹、山﨑、滝澤、ビクトル、そしてぽっくんが祈りを捧げる堀米他、嫌が応にも期待せざるを得ない面々がいるというのは、幸せな事ですね。
次節東京V戦も難しい試合になると思いますが、是非とも勝利を手に凱旋して頂きましょう。それでは、最後までお付き合い頂き、ありが◯まきんともだち◯んこー!!