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就活を終えて思うこと

先日、とある企業から内定をいただいた。とても良い企業だと思う。
CMもやっているし、給料もそこそこ、残業時間については知る由もないが。
学生にとっての企業の魅力など知名度程度なのではないか?と終えてみて感じます。

ただ、就職活動に対して後悔がないかというとそんなことはない。

私は就職活動に際して、当初は食品業界を志望していた。私の通う大学は名前こそ広く認知されているが、決して偏差値が高い大学ではない。
要するに、とても厳しい道を目指していたという事ですな。

食品業界はとても人気のある業界で、メーカーともなるとホワイト企業ばかりだし、何よりそこそこの給料で流行りのワークライフバランスが保ちやすい。ざっとこのあたりが魅力なのだろう。
ただ、食品メーカーは採用数がそこまで多くない。というのも基本ルート営業となる(らしい)ので、新しく大量に取る必要があまりないらしい。(知らんけど)

まあ、就活戦力の低い私はそんな厳しい戦をしていたわけだが、ある超大手食品メーカー(誰もが知っている)の最終面接まで漕ぎ着けることができた。

決して自慢がしたいわけではない。前もって伝えておくと、私は最終面接を通過することができなかったのだ。

そうだな。まず、その企業への感想といったところから述べたいと思う。
結論、その企業に送りたい言葉として一番に挙がるのは「ありがとう」だ。選考はとても楽しかったし、学歴ではなく私という人間の為人を見てくださった。人事の方からは「我々には採用の決定権がないが、人事部としては貴方と働きたいと考えている」という言葉までいただいた。
素直に嬉しかったことを覚えている。この企業の選考に乗っていたからこそ、就職活動が楽しかった。最終面接までいけたからこそ、就職活動を気持ちよく終えられたと思っている。

まあ、めっちゃ悔しいんだけどね。
一旦そこは置いとくとして、「就活を終えて思うこと」というクソ感想文みたいなタイトルを回収すると、学歴は大事。

少し正すと、何を学んでいてその内容を如何に魅力的に見せるかが大事。ただ、学ぶ内容や質は学校に依存するのではないか、という私の考え。
これに尽きます。
『学歴ではなく為人を見てくれた』と先述したが、まあそれは最終選考以前の話である。

お前の実力不足だろ!と思われるかもしれないが、私はこの企業の研究を半年行い、ドキュメントで120枚にまとめたし、面接練習は100回以上実施した。
つまり、その企業への愛と知識と努力量なら他の就活生に負けないと思っていたという自己満足の話だ。

最終面接では序盤は非常に手応えがあった。反応も上々、悪くないと思っていた。そこに不安の影がよぎった話題が大学の話だ。
何を学んでいて、どの点を面白く感じているのか、大学時代にどんなことに注力したのか、会話の中で手応えがなくなっていった。ゼミの話が特にウケが悪かった。
表現方法や話し方に改善の余地があるのは理解できるが、そこで学歴の大切さを実感した。

もちろんグループワークの際に出会った他の就活生が異常なほどに優秀だったのでその方々に見劣りしたという可能性は大いにある。(一緒だった人たちが内定していたら嬉しい)

もしこの駄文を読んでくれた就活生がいたなら、学業についての話をさらに魅力的に表現できないか検討することをお勧めしたい。
0から1を作るのは許されないと思うが、5を8に盛るくらいなら問題ない。

以上が私が就活を終えて感じたことだ。

こんな駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

追記なんですけど、学歴がないから大手諦めろって話ではないです。ハナから諦めるのは勿体無いし、行動しなきゃ可能性はゼロです。貴方のしてきたこと考えてきたことに自信を持って踏み出していってください。
わたしでも最終面接まで行けたんです。みなさんなら絶対大丈夫です。

最後にひとこと
就活生に言いたいのは気楽に取り組んでほしいということだ。私は第一志望に落ちたが、特に落ち込んではいない。
貴方が努力をしたなら必ずそれを認めてくれる企業があるし、貴方に合う企業が絶対ある。
第一志望に入れなくても、いつかまた関わる機会は作れる。
そのくらいに折り合いをつけて、心に余裕を持ってほしいと思う。

世の中大手に行かずとも生きていける訳で、周りがどうあれ貴方が大切にしたいものを大切にできる所でいいのではないでしょうか。

就活を終えたので、今後はこれまで触れてこなかった文化やコンテンツに触れていこうと思います。それらをここで発散したいので、見てくださる方がいると嬉しいです。

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