自分が戻ってくる感覚・・

先日から続いていたPMDDと思われる精神症状が少しずつ楽になってきた。

昨日から生理がはじまって、
今日は身体症状が出てきた。

私の場合は、
〇身体の火照り
〇怠さ
〇頭痛
〇眠気
〇関節・筋肉痛
風邪を引いて熱が出た時の症状に似ている。

予測では、身体症状は今日がピークで
明日以降は緩やかに元気になるはずだ。

少しずつ、少しずつ、
暗闇に光が漏れてきた。
私を取り戻していく感覚。

中学生の頃からこの暗闇を毎月通ってきた。

大学生でピルに出会うまでは
月に1度、生理がはじまる2週間前から
生理が終わるまでの約3週間、
この酷い身体症状と精神症状にずっと
耐えてきた。

元気でいれるのは月に1週間だけ。

もっと早く婦人科を受診していれば
地獄のような学生生活が少し明るいものに
なっていたのではと思ってしまう。

生理の苦しみは異性はもちろん、
同性であっても症状には個人差があるので
理解されないことが多い。

私のように日常生活が完全に送れないほど、
人格が変わってしまうほどに酷い人は少ない。

だから、親からも私の心が弱いから、変だから、性格が悪いからだと言われた。

思い出すと今でも苦しくて泣けてくる。

子どもの時に自分で婦人科に行くなんて無理だ。そんな発想もできないし、親へ提案もできない。

だから、
もし自分が親になって女の子が生まれて、
生理がきて辛そうにしてたら、

一緒に病院へ行こう。我慢しなくて良いんだよ。あなたのせいじゃないんだよ。

って必ず言う。

PMSやPMDDとかって遺伝するから。

同じように苦しむ人を少しでも減らしたい。

詳しく分からないけど、アメリカとかだと
もっとPMS/PMDDが認知されてるみたい。
専門のお医者さんもいて、学校や会社でも配慮があるんだって。

医学の進歩に否定的な意見もあるけど、
1日でも元気でいられる方法が見つかるなら
私は嬉しい。

たぶん、
ホルモンバランスの乱れで苦しんでるのに
その事に気付いていない女性って案外沢山いるんじゃないかな。

中高生とかは特に多い気がする。
さっき言った通り、病院へ行くハードルもなかなか高いからね。

私がピルを飲み始めた大学生の頃も
周りで飲んでいる子はいなかった。
それどころか、ピルの話をしたら
避妊目的かと必ず聞かれた。
特に男性の認識は悲しいものだったな。

最近になって、
周りでピルを飲む子が一気に増えた。
もちろん、ホルモンバランスを安定させる目的でね。

もしこの文章を読んでいて、
同じように苦しんでいたり、苦しんでいる人を知っているなら、まずは婦人科へ行くことをおすすめして欲しい。

何となく怖かったり、恥ずかしかったりと
躊躇してしまうかもしれない。

それでも、私は人生が変わった
と言って良いほどに
楽に元気に生きれるようになった。
衝撃的だった。

だから、少しだけ勇気を出してみて欲しい。

その1歩で
これからの人生が変わるかもしれない。