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難が有ることは有り難し
いやいや。48歳にもなって何をやってるんだろうと思う毎日。若い頃は失敗しようが、上手くいかなかろうが、それも経験と上手くできるようになる一歩だ!と、すぐに前を向けたが。50歳手前でも、できないことがたくさんあったり、仕事では同じ注意を何度もされることもたくさんある。何をやってんだか…と思う毎日。
冒頭の否定、何がいやいや…かと言うと、若い頃はこの歳になれば、何でもできてるし、できないことなんてなく、悩みもなく、楽しく難なく暮らしてるはず、と思っていたことです。大人になるってそういう事だと思っていましたから。
大好きな魔女の宅急便の最後のセリフ。
「落ち込むこともあるけれど今日も元気です。」
今だに、仕事では毎日毎日、同じ注意をされ、気をつけられない自分に嫌気がさし、難なく暮らせない48歳だが、難が有ることが有難いことだと、少女の年齢で魔女として独り立ちしたキキの母に向けたセリフが、妙に沁み入る今日この頃。
日々感謝の気持ちを持って…とよくいうけれど、難なく過ごせることではなく、難が有るけれど、そのおかげで少しでも成長できるようになることが、有難いことであると、自分に言い聞かせるちょっと切ない夜であります。