検事正の性暴力(2024/10/30)
新聞の社説を要約して、テーマを掘り下げるトレーニングをしています。
今回は検事正の性暴力という、信じられない出来事の話題です。
要約すると、
この件では、本人の問題だけでなく、組織の問題と両面で見る必要がありますね。
ちなみに「検事正」という職制について、耳にはしますが正式には知らないので調べてみました。
「検事正」
検事正とは地方検察庁のトップであり、地方検察庁および管内の検察庁全体を指揮・監督する責任ある職制とのこと。
なんでも全国50の地方検察庁に1人ずつ配置されており、つまり全国で50人しかいない人たち、ということですね。
これだけの重責なので、当然高いモラルと厳格な倫理観が求められるのですが、なぜこのような恥ずべきことをしてしまったのか、今後の裁判で明らかになることを期待します。
同時に、検察庁は(役所に共通なのかもしれませんが)、階層構造が強く立場の高い者への忖度が発生しやすい組織なのではないでしょうか。
不正を隠蔽する組織文化があったのではないか、内部通報制度もあるようですがなぜ利用されなかったのかという制度の検証など、組織・制度についても検証が必要だと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。