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現行保険証廃止へ。迅速さよりも丁寧さが大切なのでは?

12月2日より現行保険証の新規発行が停止され、マイナンバーカードと一体化されます。
今回の社説はその話題。

要約は、

現行保険証廃止でマイナンバーカードに移行するも、不備や混乱が顕著。
デジタル化の利点を活かすためには、利用者に寄り添った慎重な対応が必要である。

毎日新聞 11/24

移行後は、
1) マイナンバーカードで利用
2) 新規に発行される資格確認書を利用(ただし移行期間は5年間)
3) 現行保険証を利用(最長1年。期限があるものは記載の期限まで)

と3通りの方法が混在することとなり、混乱が予想されます。

マイナンバーカードのメリットは十分理解できますが、もっとよい移行の方法はなかったのでしょうか?
前のデジタル大臣の聞く耳持たない発言も批判されていましたね。

デジタル化推進を進めるにあたって、この高齢社会、高齢者が使いやすいか、という点が重要だと思うのです。

(例えば、政府のマーナーポータルというサイトは自分も以前から利用していますが、決して操作性がよいとは思えません。)

この件から言えるのは、

制度変更や技術導入の際には、透明性と慎重な運用計画が不可欠である。
利用者の信頼を得るためには、迅速さよりも丁寧さを優先し、社会全体にとって受け入れやすい環境を整える必要がある。

ということだと思います。

「迅速さよりも丁寧さ」。
大事ですね。


今回もお読みいただきありがとうございました。

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