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非公認側に資金(2024/10/25)
新聞の社説を要約して、世の中の動きをキャッチしたり文章のトレーニングをしています。
選挙前ということもあり、社説も選挙や政治に関するものが多くなっています。
個人として政治批判をしたいわけではないのですが、新聞の論調が批判的なのでどうしても批判が多くなりますね。
今回の社説は「自民党が非公認候補が代表を務める政党支部にも2000万円を振り込んだ」件についてです。
野党は一斉に批判していますね。
石破さんは党勢拡大のために使うと説明していますが、選挙活動と何が違うのか疑問ですので、苦しい言い訳に見えます。
社説要約は、以下の通り。
自民党が非公認候補の党支部に公認候補と同額の資金を支給し、有権者を欺いている。これは政党交付金の不適切な使用であり、政治への信頼を損なう。
ところで、以前から「政党支部」というのは実質政治家個人の組織ではないかと思っていたのですが、その疑問を確認すべく複数のAIを使って調べてみました。
自民党の政党支部は、法律上は党の地域組織ですが、実際には支部長(=候補者・現職議員)の個人組織的な側面が強いです。支部長の決定権や影響力が大きく、支部の運営や活動はその政治家の意向に強く左右されるため、支部がその政治家の選挙基盤を支える個人事務所のような役割を果たすことが一般的です。
なるほど。やはりそうでしたか。
実質的に支部長が資金をコントロールしているようです。
これは指摘の通り実質的に非公認候補に対する資金援助となりますね。
原資は税金です。
勘弁してよ、石破さん。
今回もお読みいただきありがとうございました。