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2024/8/20の東京新聞の社説を要約

本日も2件。

中央アジアの地政学的重要性

  • 中央アジア5カ国の地政学的重要性が再認識され、東アジアと欧州を結ぶ「カスピ海ルート」の構築が加速中。

  • 日本政府は中央アジア5カ国との対話枠組みを設け、資源確保と物流網整備を推進。

  • 中国は「一帯一路」構想で中央アジアの取り込みを進める。

  • ロシアのウクライナ侵攻後、中央アジア各国はロシアと距離を置き、カザフスタンなどは危機感を抱いている。

  • 欧州連合(EU)はカスピ海ルートに100億ユーロを投資し、物流網の整備を進める方針。

  • 国際社会は協力して投資やインフラ整備を行い、物流の円滑化を目指すべきである。

全体要約は、

中央アジアの物流網構築は、地政学的な安定を保ちつつ、国際社会が協調して進めるべき重要な課題である。

タイの司法クーデター

  • タイ貢献党のセター前首相が憲法裁判所から解任命令を受け、失職。

  • 後任には、タクシン元首相の次女ペートンタン氏が決定。

  • 憲法裁の親軍保守派が「司法の判断」と称して政治に影響力を持ち続ける構図。

  • タイでは、親軍保守派が「司法クーデター」で政界を支配している。

  • セター氏の解任理由は「有罪判決歴のある人物を入閣させた」とされている。

  • ペートンタン氏はタクシン一族で4人目の首相だが、前任者3人はすべて軍や憲法裁により追われた。

  • 民意を無視した今回の交代劇は、民主主義に反する行為とされる。

全体要約は、

タイの首相交代劇は、親軍保守派による「司法クーデター」と言えるものであり、民主主義を脅かす危険な行為である。

以上です。お読みいただきありがとうございました。

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