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水膨れする補正予算
新聞の社説を読んで要約したり、掘り下げたりして勉強しています。
今回は会計検査院による2022年度の補正予算の検査結果についての話題です。
ぐっと要約すると、
補正予算の不透明な支出や妥当性の欠如が問題視され、国会での徹底的な検証や予算編成の精査が必要とされている。
繰越や未使用が目立つ結果になったということは、計画段階から必要性の検証が甘く、水膨れを起こしており、原資は借金なので結果将来世代にツケを回すことになっているとの指摘です。
コロナ対策という前例のない事態への対応が含まれているとしても、給付のずさんな管理はよく目にした通りです。
そもそも国の予算執行は形式上は国会で精査することになっていますが、実態は計画段階の審査が中心で、会計検査院の報告にとどまり、詳細な使われ方の検証は行われていないようです。
今回自民党が少数与党となったおかげで、今行われている臨時国会でも、103万の壁や企業献金問題など今まで議論の遡上に登らなかったことも与野党で活発に議論されているように見えます。
「税金の使い道を決めるのが国会」という言葉の通り(https://www.nta.go.jp/about/organization/sapporo/education/kyozai_jido/pdf/06.pdf)
国会の場で結果をしっかり検証し、それを次の予算策定にいかしていくという納税者であるわれわれ国民が納得できる取り組みに期待したいと思います。
ま、先に仕事しない議員の数を減らすことが先ですけどね。
今回もお読みいただきありがとうございました。