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人手不足で倒産増(2024/10/16)

中小企業の人手不足で倒産が急増しているとの社説です。

人手不足による中小企業の倒産が急増しており、特に建設、物流、外食業界に深刻な影響を与えている。

賃上げの負担が中小企業の競争力を低下させており、大企業との価格転嫁交渉の不成立が原因の一つとなっている。

国や地方自治体が中小企業の賃上げを支援し、人手不足を解消しなければ日本経済全体に悪影響が広がる可能性がある。

東京新聞 10/16 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360564?rct=editorial


中小企業が抱える課題について調べてみました。

中小企業の定義は、製造業や建設業の場合、資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業やサービス業などではそれぞれ資本金や従業員数に基づいて区分されます。

全企業の99%以上を占め、全労働者の約70%が所属するなど、日本経済の中核を担っている存在です。

今回の社説でも指摘されているように、この中小企業が抱えている課題として、少子高齢化による人手不足、後継者不足、大企業との賃金格差、資金調達の困難さ、デジタル化の遅れなど、さまざまな点が挙げられます。

特に賃金上昇に伴うコスト増加や、取引先の大企業との不利な交渉は深刻です。

これに対し、国や地方自治体は、賃金補助や低利融資、デジタル化支援、また大企業との公正な取引を推進する政策を強化する必要があります。

中小企業が持続的に成長できる環境を整備することは、日本経済全体の安定と発展につながるため、官民が協力してこれらの問題に取り組むことが求められています。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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