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創業3年目が、始まりました。

柏木です。2020年6月で創業2年目が終わりまして、今年より3年目となりました。

起業後3年での会社が生き残る確率は約50%といわれています。

創業して3年で約半数の会社が減っていく境目の一年を、「コロナ」という先の見えない状況で歩むことになりました。経営って耐久レースみたいなものですけど、早速ラスボスが来た気分です。どうにかしてこれを、良い機会に変える方法を探し続ける日々の中で3年目を迎えました。

せっかくの機会ですので、2年どうだったのかと、今年どうしていきたいのかをお伝えさせて頂きます。

2年目振り返りはこちらをご覧下さい。試練だらけにコロナが来た。それでも全てのお客様から高評価を貰った1年でした!↓↓



揺れ動いて考えた一年

人材紹介業という成功報酬のビジネスモデルをやっている私達は去年、

「提供したい価値」と「対価として貰える報酬」との間で揺れ動いて悩み、

「自分達が商売をする意味」と「効率や戦略の大切さ」で揺れ動いて考えた1年でした。

周りと比べたって仕方が無いのに、「どうやったら他の会社や社長のように、すいすいと前進できるんだろうか…?」の答えが出ず、私にとって経営とは、考えることが多すぎる・商売とは難しすぎる壁ばかりでした。頭がはち切れました。

1000回以上、「なにがしたくて会社を始めたんだろう?」とも思いましたし、じわじわと「諦める心の準備」が積み重なった瞬間もありました。

でもそんな瞬間に、考えを静かに大きく変えるような奇跡のようなきっかけや機会がありました。私が今も商売を続けていられるのは、本当に皆さんのおかげです。

背伸びしたかった、でも出来なかった。

新米経営者として、今年もたっくさんご指摘いただけた1年だったなと思っています。

指摘されることの1つ1つがぐうの音も出ない程正論で、一撃必殺のような急所をつつかれ、沢山苦しみましたし、葛藤しました。難しい事に対して上手に答えが出せなくても、「スマートに立ち居振る舞いたい・振る舞わなきゃ」という瞬間も沢山ありました。綺麗なことを・・・、シャープな一言を・・・、言わなきゃ・・・みたいな焦りもありました。

でも結局、自分の等身大以上のことはできないんだなって思います。良い意味で諦めがついたし、開き直れもした1年でした。私がなにか綺麗な一言をいうよりも、相手がより良く変わればそれが良いのだと思います。

商売って何だっけ?という問いを、いっぱい考えて、悩んで、手放しました。

景況感が変わればルールがかわり、これまでの成功体験が何も参考にならないことを、私は知っています。

何も通用しないような静かな変化が一気にやってきたこの状況では、きっとこれまで自分自身が作ってきた成功体験なんて通用しないんだろうな、と思います。変化に合わせていくことが求められるのだと思います。私はもっと愚直に、真っ直ぐに、お客さんの役に立ちたい。等身大で前進していきたいです。

2020年、そして、3年目。

今年もテーマをヨロコビtoの柏本さん・重政さんにご協力いただき、

「その先の、広い未来へ。」としました。


2020年、オリンピックが始まる予定の今年は、急速に誰にとっても厳しい1年に形を変えてしまいました。

日々が危機であり、簡単に答えのでない難しい1年になることはもう目に見えています。「仕事」「働く」を本業にする私達ですら、一体なにがこの難しい状況の中でのキャリアの正解なのか。わかりません。

だけどよく考えたら、

「誰か他の人にも応用できるようなこれまでのオーソドックスな正解」が通用する時代でもなくなってきているのだから、正解よりも考え尽くされた納得解の方が意味があるんじゃないかと思います。

考え尽くした納得には、試行錯誤や修羅場・岐路をくぐり抜けた経験が必要です。

これから迎えるかも知れない修羅場や岐路を「くぐり抜ける経験」の為の試行錯誤には伴走できるはずです。私自身が、今も修羅場や危機をくぐり抜けようと走っているから、事例を沢山伝えられるはずです。

綺麗で、シャープな一言を言うことはもう諦めました。

現実はもっと厳しく、もっと直視しなきゃ状況が変わらない1年が始まっています。ちゃんと現実を直視し、困難の中にこそ眠っている機会を見つけたいです。

そんな、現実を見据えた先にあるであろう「その先の広い未来へ」向かって走り抜ける一年にしていきたいと思います。

お客様を始め、いつも関わって頂く皆様。そして、先輩経営者の皆様、

今年も変わらない関わりとご支援をよろしくお願い致します。

価値を返せる1年に出来るよう、精進していきたいです。

2020年7月23日

株式会社ミライヘ 代表取締役 柏木明子

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