3年目テーマ「その先の広い未来へ」
やったことないことをやる。
どんなに大変なのかを知らないまま突き進んだ1年目。
想像以上に大変な経験をした。その後の2年目は、すぐに気が重くなった。
「またあの大変さをやるのか…」「もっと効率的な方法があるんじゃないか」を探すようになった。
1年目のような「何も知らないんです〜」はきっと通用しない。サクサク進める人は沢山いる。ちゃんとやらなきゃ、2度失敗は許されない…
そんなことを考えて、段々と「取捨選別」するようになった。
もっと上手くやれる方法があるんじゃないか、
自分すら見定められない私が、誰かの転職を考える意味って、どこにあるんだろうか?
もっと華やかな方が良い、もっとキャッチーなことをした方が良い。
そんな選択を考えるうちに、自分が捨ててはいけない「わかりやすさ」とか「一緒に考えて進む」という強みまで取捨選別してしまった瞬間があった気がした。
苦しかった。
私がやりたかったことって、こんなことだったっけ?商売ってなんだっけ?
その矢先に、一気に景況感が変わった。
リーマンを経験していたからこそ、景況の変化には敏感だった。景気が変われば、世の中のルールが変わる。これまでの成功体験が何も参考にならないことを、私は知っている。
商売ってなんだっけ?という問いを、いっぱい考えて、悩んで、手放した。
自分の変えられないことを、大切にしょう。
もっとシンプルに、愚直でいいんだ。
今こそ、「仕事」に迷ってる人の力になりたいし、「いい人を採用したい」会社の力になりたい。ただそれだけを真っ直ぐに実現したい。
仕事選びは何度も選べない。でも、失敗しても終わりじゃない。
誰だって失敗はしたくないけど、失敗を認めて次に活かすことは良いことだし、そこにはきっと経験しただけ価値がある。
「私は2年目もいろいろ失敗して大変だったよ、挑戦もしたけど」
そんな怖さも良さも、両方を知った知見ができた。
皆にとっても、私達にとっても、全く違う1年がはじまった。
もしかしたら困難にあふれるかもしれない。
それでも、困難の中に埋もれている機会を見つけて、狙って、チャンスにしたい。
成功体験や業界平均のようなパターンに分類することなく、一人一人と「変えたいこと、大切にすること、そして、何を得たいのか」、同じ立ち位置で、少し未来を広げて向き合いたい。
通用しないことが増える、きっと難しく厳しい1年になる。
だからこそ、広がる、新しい事を始められる。
何者でもない私達が、
新しく、広い未来を見つけられる。
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