[2023.1] 1/144 HG ガンダムエアリアル
ガンダムエアリアル制作記事まとめました。設定画を参考にブラッシュアップしています。
制作心に火をつけたのは
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最近よく考えている"自分らしい作風"について。 そしてちょうど発売が近づくガンダムエアリアル。新シリーズのため多くの人が制作すると思い、その中でカッシーテイストは出せるかな?と考えたのが制作のスタート地点です。
あとストフリの気分転換に(←本音)
▲ ガンダムエアリアルのデザインを初めて見たときの感想として、兵器というよりも義手等の医療テクノロジーや人間工学に基づいた”アンドロイド”が頭に思い浮かびました。
本作はその時の印象を踏まえて、”強い!かっこいい!”だけではなく”かわいい!優しい!”も内包できるように制作を進めています。
▲ 久しぶりの1/144 キットということもあり、整面シャープ加工はいつも以上にしっかりと。(クスィーも1/144だけど大きいから別の話)
複雑な形状で薄く出来ない箇所は、エッジをC面にして視覚的にシャープにしています。気持ち1/120サイズに見えれば満足です。
▲ 水星MSの特徴であるパーメット。赤色の集合線によって従来のMSデザインとは異なる密度感がおもしろいです。
工作内容としては、表面をコンパウンドでツヤツヤに磨いています。
クスィーガンダムでも試しましたが、ツヤあり・ツヤなし・メタリックなど異なる質感を上手くコントロールして、情報量やハイテク感を出していきたいところです。
▲ ディテールはパネルライン追加を必要最小限に抑えています。
エアリアルはオリジナルデザインの時点で既に各部位が分割されています。
そのためHGキットの制約上、パーツ数が簡略化されていたり、工業製品としてメンテナンス都合であった方がいいなと思う箇所にパネルラインを追加しています。
その代わり凹モールドは大小3〜4パターンでバリエーションを出しています。
改修ポイント
ツインアイの大型化
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▲ 上が改修後、下が改修前。
キットのバランスだと視線が鋭く攻撃的に感じました。そこでツインアイとマスク部分を改修。設定画を参考に優しい視線に変更しています。
▲ 白のマスクパーツは目元を削って窓を大きく。ツインアイはプラ板で大型化。グレーパーツは受け部分を削ってから瞬着パテを盛り、ツインアイパーツに硬化スプレーを吹いてスタンプ。はみ出たパテは削って処理。
▲ ツインアイのサイズ変更により、キット付属のメタリックシールは使用できないため、ハイキューパーツ|ミラージュグリーンシールに置き換えています。
改修ポイント
エスカッシャンのディテールアップ
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▲ 当初は改修予定は無かったのですが、第1話を鑑賞してテンションアップ。映像をコマ送りして裏面デザインを確認して制作。
▲ ガンビット一覧
工作内容
▲(左)Before、(右)After
▲ ガンビットの裏面は、主にプラ板とパテで加工しています。
▲ライフルとガンビットの接続は塗装剥がれ防止のため、ネオジム磁石を埋め込んでいます。
当初工作は大変だと思いましたが、ライフルとガンビット双方のパーツにちょうどいいスリットが開いています。スリット幅を少し調整するだけで磁石を埋め込むことが出来ます。あとはプラ板で蓋をして完成。
プロポーション変更
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▲ 素組みとの比較(正面)
キットのバランスで気になった箇所は以下の通り。
肩幅の広さ/胴体の短さ/脚の短さ
各部を延長短縮でバランスを取り、設定画イメージと好みの頭身をミックスした仕上がりにまとめています。
▲ 素組みとの比較(背面)
背面の各スラスター底面は、調色したエナメル塗料ダークグレーを塗装後拭き取っています。
▲ 太ももパーツは上下で分割して立体感アップ。
肩パーツは接続軸の位置を変更して肩幅を狭く。
ヒザで3mm、スネで4mm延長。
胴体で2mm延長。
▲ その他の改修ポイント
Action
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まとめ
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カラーリングは設定画の淡い配色を参考に。
全体的に白色を多く調色して仕上げています。
展示会等で明度を上げた作品を拝見したことがあるのですが、その作品が光っている又はスポットライトを浴びている印象を受け感銘しました。そのため最近では全体の明度を上げた配色を取り入れています。
塗装レシピ
白:Exホワイト(g)+ニュートラルホワイト(g)
青:風蒼(g)+Exホワイト(g)
赤:フレイムレッド(g)+ブライトレッド少量(g)+Exホワイト(g)
黄:マイルドオレンジ(g)
フレーム:ニュートラルグレー2.5(g)+純色バイオレット(g)
武器:ニュートラルグレー3(g)+純色バイオレット(g)
トップコート:スーパースムースクリアー(c)
▲ 塗料メーカー|ガイアノーツ (g)、クレオス(c)
デカール
Veltex|システムマーキングシリーズ
ホビージャパン|HJモデラーズデカール コーションB
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