SixTONES「YOUNGOLD」東京ドーム1/24公演の感想とメモ
1/24公演の感想とメモ。
セトリ順です。
ネタバレしています。
髙地担なので髙地さんの話多め。
Golden
白い幕がかかっていて、そこに映像が投影される。なんか狭いところに入れられてる個々人が吠えるように各パートを歌う。
そしてサビで幕が落ちて、ご本人登場。
セットの一番上、蛇のモニュメントの周りを囲むように座っている。
この蛇が「コブラ」なのだが、黄金のコブラって聞いたことねえよ…と思った。
たまたまこのライブに入る前に「ポケモン工芸展」でアーボックを見てしまったので、「アーボックの色違いだ」とか思ってた。
ぱっと見のセットのイメージは、「日本武道館」かな?と思ったけど、本能寺だとか平等院鳳凰堂だとかいろんな感想がツイートされていた。ライブ後に色々調べたけど、個人的には、法隆寺の夢殿が似てる気がする。なので、どちらかというと竜宮城っぽさもある。
日本っぽいかというとそこまで日本よりじゃない、と思った。
後半にならないとコブラから動かない。「Run」のタイミングで一人ずつ立ち上がっていたと思う。あまり動かず覇気だけでその場を盛り上げる姿はあまりにもスターだった。
punkstar
CDだけではあまりピンとこなかったけど、ライブで見たらよかった。
セット上の急そうに見える階段をスルスルと降りてきてカッコよかった。階段を登ったり降りたりしていた。
この時点で上に着用している毛皮のコートの隙間から、下のタンクトップが見えていて、「優吾〜めちゃくちゃタンクトップの脇がガラ空きのやつ着てる〜好き〜」となっていた。いいよなあ、ああいうの。
Waves crash
知らん曲だ…と思ったら例のウェブクラだった。さっさと私はYouTubeを見ろ。それか共鳴のCDを買え。ということでノリノリで楽しんでいたと思うが記憶がない。
DON・DON・DON
イントロが鳴った瞬間、「去年のアルバム曲からここに入り込んでくるの強いな」と思った。やっぱり本人たちとしては盛り上がる曲のラインナップに入ったんだな。ペンライトをぶん回していたので記憶がない。
Dance All Night
イントロが流れた瞬間の客席の歓声が気持ちよかった。この曲でセンターステージのギミックが動くのだが、センステのCO2はこの曲でしか作動していない(はず)。無駄に手間と金がかかっていて気分が上がった。アイドルはド派手に輝いてナンボである。ちなみに初日なせいもあるのか、踊ってる本人たちにCO2が直撃してるタイミングがあり、たまたまそれを目撃してしまったので大笑いした。
こっから
いつまでこのライブ冒頭のテンション爆上げゾーンは続くのか?もう6曲目である。でも景気が良いのでヨシ。
Don't know why
北斗と慎太郎のユニット曲。
ここでガラリと空気が変わり、大人な雰囲気に。ドームが一気にBARみたいになる。
白黒のシンプルな対比。背中越しになる椅子でくるくる回ってるのがオシャレなんだけど、だんだん早くなってくるとシュール。
曲の終わりに二人で見つめて終わるのだが、駆け引きをしているかのような空気感がとても二人に似合っていた。
underline
前曲で一気に落ち着きモードに入ったので、ここはこの曲が来るのが大正解。
この曲には髙地優吾さんのグルーヴ感を楽しめるパートがあるので期待していたのだが、見事にやってのけていて拍手喝采もの。
マスカラ Rockver.
まさかのマスカラ。
そして翌日からこいつは消えた。
マスカラは原曲バージョンで続けた方がセトリ的にはよかったと思う。でも、ロックバージョンなんてこんな時しかやらないので、レアなものが見聞きできて、個人的には楽しかった。今回は初日だけの幻になっているが、いつかまたどこかでアレンジバージョンがみたい。
恋のバタリアン
そこからいきなり陽気なテンションぶち上げラウドメタルロックチューン。情緒不安定?と吹き出すところである。
サビの時に画面にキラキラのハートが映っていて、曲の激しさとのギャップがすごかった。激しいメタルロック部分では思わずヘドバンしてしまったので、本人たちを見るのを忘れた。でもこういう曲は頭を振って、腕を振り上げて楽しみたかったので、個人的には満足した。もし客席でそんな人を見ても引かないでほしい。そういう人はどうしても頭を振りたくなる人種なのである。とはいえ、他人に迷惑をかけない程度に頭は振ろう。
ここからまた爆上げゾーンになるんであれば理解できるのだがそうではなかった。
strawberry breakfast
なんでやねん!!!!!!曲の繋がりがおかしいだろ!!!と思った。
ファンの大好き苺朝食なのでイントロで歓声が上がってよかった。
「いちご大好きー!」と陽気に言う樹が可愛い。ぼんやり見ている間に遠くなっていった。
borderless
なんかセンステのあたりでやってたな?そんな朧げな記憶。
Cat call
曲が個人的に刺さっていないのもあり記憶がない。センステでなんかやっていた。メンステ寄りのアリーナのせいで画面もろくに見れず、歓声が上がっていたけど周りの人も「何?!何があったの!?」と言っていた。そんなこんなで終わっていた。
MIDAS
お前出番早いな!?と思いながら、多分ダンス見たくて髙地優吾野鳥の会をしていたと思う。なのであまり記憶がない。ダンス見ててストレス無いの最高だわ〜とか思ってたと思う。髙地優吾さん、体の使い方を覚えたのか、ダンスの振り付けを自分のものにするのに昔より時間がかからなくなったのか、この一年で目に見えて踊りが変わってきているので大変嬉しい。
MC
竹筒出てきて大爆笑。
北斗がキレッキレでした。
curtain call
イントロが鳴ってまた観客の歓声がすごかった。同行者が待望のcurtain callで震え上がっていた。私はようやくこの曲がcurtain callだったんだっけと、歌い出しと曲名が一致した。何回も聞いてるのに覚えられない。とほほ。
ここに帰ってきて
バラードは好みではないのでぼんやりとしながら聞いていた。京ジェは本当にうまいなあ。
ONE by ONE
カップリングもしっかり拾っていくのごSixTONESである。最高。なんか記憶がない。
キカナイ
影と映像を使う演出。これは正面から見ないとよくわからない。私のところは斜めになるのでちょっと惜しかった。でも楽しかった。
音源を聴いている時に「これサビは全て京本さん…?」とうっすら勘づいていたが、本当にそうだった。それ以外のパートを5人でマイクリレーしている。なかなかに恐ろしい曲である。
主旋律を担当するメンバーのみ光が当たり、背景の映像もメンバーカラーになる。つまり、その時間だけ曲の主人公になる。それ以外の5人は影なのだ。曲名と曲の歌詞、歌い方からして、当初はAdoの「うっせえわ」をSixTONESカラーにするとこうなるのかと思っていた。しかし、その理解では足りないのでは?と思い始めた。
「うっせぇわ」は歌の主人公が社会に対するエネルギーを不満と共に赤裸々に吐き出す歌詞であり、歌い方である。
一方で「キカナイ」は、どちらかというと内向きのエネルギーも伴っている。「一切聴く耳持っちゃいない」「装備するヘッドフォン」という時点で、他者との対話を拒絶している。そして、暗示のように繰り返すフレーズ「Don't talk to me」。もちろん他者が言ってくることは聞いちゃいないのだが、もう一人の自分=影の言葉さえ拒否する勢いである。しかし、ヘッドフォンを装備したことで、自己の言葉も反響してノイズになる。まさにぐるぐると繰り返す割れた声の「Don't talk to me」はそれを暗示しているのではないか…と、ライブの演出を経て、こんな曲の感じ方もあるよなと至った。
You're the only one
トゲトゲした世界をときほぐすかの曲。
二人の優しいバラードに一気に世界が変わる。
照明が青とピンクなのは何か意図があるのか……赤とピンクだとみんなのペンラと被って見にくいからかな。
SPICY-GOLD ver.-
振り付けがとにかく可愛い。
こういう可愛いSixTONESがもっと表に出てほしい。というか、両A面シングルを発売するなら、かっこいい曲と可愛い曲でそれぞれ表題曲にしてほしい。それで、可愛い曲の振り付けはSPICYみたいなやつ!と言える具体例ができた。
THE BALLERS
アルバムリード曲がここでやってくる。
ってことは、入れる場所に悩んだのだろうな…と少し思った。
原曲よりBPMが落とされていたように感じた。さらに原曲よりもバンドサウンドが強調されていたので、ノリやすくなっていたようにも感じる。
GONG
これはライブ映えする楽曲。音源とMVだけではだいぶ損している。これもBPMが落とされていたと思う。そして、アルバム収録順の「THE BALLERS」から「GONG」の繋ぎが気持ちよくて最高だった。腕を上げてペンライトを振り回して楽しかった。
PARTY ANIMAL
そこからのこれ。テンション爆上がりターンは続く。
二人して左右に分かれて外野側のステージに行くので絡みが少なくて寂しい。
もっとメンステの滞留時間がほしい曲である。
ABARERO
繋ぎの音楽がかかってる時に既に「ABARERO」のイントロが混ざっており、予想していたら本当に流れたので爆笑。本当に君たちはABAREROが大好きだね。船が出てきたのと反対側にいたので最初何が起こっていたのかわからなかった。高さがあって危ないから、全員持ち手や落下防止のバーがついているところから動けないところが愛しい。安全第一。
Special order
これもイントロ流れて歓声が上がる。
むしろフロート曲にしてきたんだ!?という驚き。この曲はTwitterでファンが踊る踊らないという話の種になっていて、デビューして5年も経ちファンの入れ替わりが起こっている時期だとそういうことが論争になるよね、と皆が通る道をSixTONESでも見てしまって思わず微笑んでしまった。そんな私もSixTONESでは新規なので人のことは言えない。でも手のピロピロするのは知ってる。
Bang Bang Bangin'
これも昨年のアルバムより参戦。やっぱり本人たちも好きなんじゃんパート2。でもイントロ聴くとテンションが上がって遠くのフロートを見ながらペンライトを高くぶん回してしまった。
SHOCK ME
馬鹿の量の特効が襲ってきた。
とにかく火花は散るわ、ガスの炎は出るわ。
炎が出たのと同時に熱さを感じる席だったのでずっと「イェーイ!!」とか「ヒュー!」とか騒いでた。初日なので音が出る特効のタイミングが不明で、鳴るたびに大笑いしていた。ここまでくると全部受け入れてバカになって楽しんだもん勝ちである。その結果メンバー誰も見てなかった。気がついたら髙地優吾さんの衣装に褐色部分が見えた。どうやら暑すぎて前開けたのか?と思っています。その真偽については、Twitterのレポが流れてきてどうやら本当に開けているらしいと判明した。
WE ARE ONE
爆上がりブロックを〆るターンに入った。
ファンに歌わせたいなら、そのパートの前に「一緒に歌おうー!」とか一言入れて、誰かしら小さい声でリードしてくれないとファンは歌えないぞ!!!と、散々NEWSで歌わされた人間は思った。オーラスまでにどこまで歌えるようになっているんだろう。あとこの曲も拳が似合うので、いつかSixTONESもリストバンド型ペンライトを発売してくれませんか?
アンコール
Fiesta
まさかの本編セトリ落ちである。
気がついた時にすこぶる驚いた。
アンコールで救済されているからいいのか?
やはりこの曲のMVPは髙地優吾である。完全に一人湘南乃風。
Good Luck!
ファンサタイム練り歩き用曲として完全定着している。
二番だろうか、手振りで踊っていた髙地優吾さんが歌のおにいさんのようで5歳児の気持ちになった。かわいいしかっこいい。めろめろ。
音色
本編最後にすると少し重たくなりそうな曲なんだが、アンコールだとサラッと聴けるな〜と思った。この時にファンサを受けたので私は使い物にならなくなった。
あとこの曲もファンに歌わせてくる。誰様だよという感想ですが、前述の通り歌わせたいならそれなりの反省点があるので煽り方頑張ってください……
WHIP THAT
そのまましっぽり終わるかと思ったらそうではなかった。やはりSixTONESはSixTONESらしい曲で終わるのだった。音色との繋がりをガン無視して持ってきて許されるのはアンコールだからですよ!!!と草を生やしてしまった。
まとめ
今年のSixTONESのライブは闇鍋であった。
SixTONESのこだわりとして、映像でブロックごとの繋ぎを作らないというのがある。だから繋ぎは暗くなってBGMがかかるのだ。別にそれはいいんだけれど、BGMの前後で同じような楽曲を挟むわりに、BGMの2曲後とかになると全然テイストの違う曲をあてがってくる。長い目で見ると盛り上がる曲と落ち着く曲が乱高下する。特に初日。マスカラからバタリアンに繋げようって言ったの誰。だから2日目いきなりそこにテコ入れされたのはよかったと思う。2日目以降のセトリの方がまだ流れがある。
しかしやっぱり「恋のバタリアン」だけ浮いている気もしなくもないので、アイツはかなり鬼門なのだと思った。だからこそ、MCの前に入れて小休止前に最後もう一発ちょっと上げてこ!みたいな使い方になったのかな。
だいぶ贅沢な使い方だし、勿体無さも若干ある、気もする……。けど、私はこのセトリかなり好み。
今回のツアーも長丁場なので、公演ごとにテコ入れが増えていくかもしれない。それもライブの生の醍醐味なので、今後はその変化を楽しみたいと思う。
次回私が参加する名古屋公演の時は、いったいどうなっているのか!ワクワクが止まらない。