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本当に「何もいえなかった」のか?3週遅れのGQuuuuuuX

映画を見るのも久々だったので知らなかったけど東宝のマナー啓発映像が新しくなってましたね。No Light!

公開から2週間経つまでは前半部分の構成が故に「なにもいえねぇ、いいから観に行け」が横行していた。その後公式サイトから情報が公にされたことでだんだんと話題になっていったのが3週目。色々な情報が脳にインプットされた後で観に行ったのだけど、観たら「なんもいえないってことないでしょ、これ見せられて」となったので“何も”書かずに書いた。

メカの話

メカデザインは生物的な意匠を感じさせるGQuuuuuuxとは少し異なりに、他のメカはメカらしいデザインになってる事に感心した。劇中に出てきたモノアイ機は工業的なマスプロダクトモデルっぽさがあり、バリエーションの豊富さも相まってコレが存在するのが当たり前の世界を感じさせてくれる。やたらとKANJIが出てるけど、漢字+巨大メカはかっこいいので良い。QuuuuuuXを筆頭に明かされていないギミックもまだ色々ありそうだし、TVシリーズなら装備バリエーションとか乗り換えとかも期待してしまう。艦のデザインも良かったけど、まだ他にも色々出てくるのかな。出てきて欲しい。
GQのデザインは、エヴァもそうだけど、身体に対して手足が細めのデザインでロボとしてみた時に少し異形に見えて、その効果で人っぽさが出てくるのかな。ともかく、今はぐりぐり動かしたいので早くプラモがたくさん出回って欲しい。

キャラクターの話

キャラクターデザインが竹さんで「アニメで雰囲気出すの難しそう〜」と思っていたがそんなことはなかった。同じ竹さんデザインで見たことある作品だと「刀語」や「物語シリーズ」で刀語は良さが残ったまま上手くアニメ絵になってた。物語シリーズは結構変わってたけど、アレはアレで良かった。
マチュの眼のデザインが良いなと思っていたらジト目がたくさん出てきてなおよし。巻き込まれタイプのキャラクターなのかと思いきや自分から巻き込まれに行くタイプだったので、この先もどんどん回りを振り回していって欲しい。見てて元気が出るタイプのキャラクターは好きだ。
巻き込まれ体質、というならばニャアンの方がそのタイプに見える。この先も(巻き込まれて)苦労しそうだ、頑張れ。それとニャアンは本名じゃなさそうだけど、どうだろう。
各自のパーソナリティもメカ同様に色々隠されているだろうから、それも楽しみ。

音楽の話

劇伴も挿入歌もすごく良く、プラモもだけどサントラも早く出して欲しい。劇伴が良いとめちゃくちゃにテンション上がる。いまは4曲試聴できるみたい。

そして最初にPlazmaが流れるタイミングが最高に良くて、あそこで一番熱くなった。他の挿入歌はまだ配信されてないみたいだけど、Plazmaは配信されてて、観に行く前からずーっと聴いてる。OPがPlazmaでどっちかの挿入歌がEDになるのかな。

何もいえないことはない

製作側が意図してか意図せずか、今回は「なにもいえねぇ、良いから観に行け」がどんどん広がってって話題になった感がある。「何もいえねぇ」ということが最大の賛辞のようになってしまうのはとてももったいなくて、作品の大仕掛けを語らずに良さを語ることで大仕掛けを見た時のビックリをみんな等しく感じられたかもしれない。
それはそうとTVシリーズだと最初を1時間か90分SPにしないとインパクトが薄れるだろうし、映画の形で公開されたのはとても良かった。

TVシリーズの放送時期と共にサントラの発売とプラモの再販を待ちましょう。

それでは。

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