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マイ・フェイバリット トリロジー

この自粛期間中、みなさん自宅で映画を観ることも多いのではないだろううか。

そこで今回は僕の独断と偏見で大好きな3部作を紹介したい。予めお断りしておくが、僕は映画が好きだが年間100本の映画を観るようなコアな映画ファンではない、「むしろこの3部作を観てくれ!」といったおすすめは大歓迎だ。では早速みてみよう。ぼくが紹介する3部作はこれだ。

ジョン・カーニー3部作

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「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」「シング・ストリート」からなるジョンカーニー監督の音楽映画3部作。

この3部作はそれぞれ独立した作品であり、厳密には3部作とは言えないのだが同じ監督のもと基本的な骨格が似ているため3部作と呼ばれている。

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3部作を通して描かれるのは音楽を通した人と人とのつながりだ。マイノリティや傷を負った人達が自己を確立し再生し成長していく様を音楽を通じて描かれていく。

ジョンカーニーテンプレート

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どの作品にも共通しているのが、「レコーディング→バンド仲間さがし→演奏」というパターンだ。(ぼくは勝手にジョンカーニーテンプレートと呼んでいる)この流れが実に軽妙でいい。この仲間達の掘り下げが足らないという批評もあるが、それは仲間さがしパートとキャラクターがいかに魅力があるかの裏返しでもある。

そして楽曲が最高だ。鑑賞後即サントラをリピートしたくなるような名曲揃いなので是非とも聴いていただきたい。(あえてURLは張らない。是非映画観て)

おすすめ鑑賞順

おすすめの鑑賞順は「はじまりのうた」→「シングストリート」→「ダブリンの街角で」だ。

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「はじまりのうた」はキーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、ジェームス・コーデン、そしてマルーン5のヴォーカルであるアダム・レヴィーンなど馴染みのある有名な俳優達が出演している。ミュージシャンの恋人に捨てられたヒロインと落ち目の音楽プロデューサーが自分の人生を変えた音楽の力で再生してゆく様を描く。キーラ・ナイトレイの澄んだ歌声は必見だ。

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「シング・ストリート」は一目ぼれした女子に振り向いてもらうたうためにバンドを結成するというなんともムズムズする青春物語。影響を受けたバンドをファッションまでコピーしたり、自宅で親友と曲作りにいそしんだりとにかくむず痒い。人生生まれ変わったらバンドを組みたくなりたくなる1本だ。

「ONCE ダブリンの街角で」

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公開順は1番最初だが、あえて最後に鑑賞することを僕はおすすめする。当初この映画は2館での公開だったが口コミでヒット。そして人気に火が付きアカデミー賞に主題歌がノミネートされるまでいたった。まさにジョン・カーニーの原点とも言える作品だ。最後にあえて鑑賞する事で原点としての初々しいさや爽やかさが強調される気がする。

いかがだろうか。もちろん、青春バンド映画が好きな方はシングストリートから観ればいいし、公開順に観ても全く問題ない。

どの作品も爽やかで鑑賞後は心地よい余韻に浸れるおすすめの映画だ。是非ともご覧いただきたい。












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