「Do You Even DJ?」の歌詞を書いた時の脳を晒す
はじめに
どうも、Neko Hackerのかっさんです。
意識高ぇ〜〜〜〜って思って敬遠しまくってたnote…
最近は自分でも読む機会が増えて、めちゃええやんと手のひらが180度回転したので、ついに自ら書いてみようと思います。
最近一番アツいのは、をとはの電音部参加ですよね。
その裏で囁かれる、Neko Hackerが黒幕説…
そのあたりは、皆さんのご想像にお任せするとして、電音部に書き下ろした「Do You Even DJ?」という楽曲について、歌詞を書いたときの僕の脳を晒していこうと思います。
(※あくまで僕の脳内なので、電音部およびバンナムさんの見解ではありません)
無印の「Do You Even DJ?」について
まずは、「Do You Even DJ?」の無印(2ndではない方)について。
今見たらちょうど10万回再生でした!
みなさんありがとうございます!!!
桜乃美々兎というキャラクター
解釈違いは発生させたくないので、あまり深くは語りたくないですが、美々兎は頑張ってるんです。
自分のやっていることには自信があるけど、結果が出ない。
時代が悪いから認められないだけだと、自分に言い聞かせて頑張っている…
そんな性格をどうやって楽曲で表現するのかの試行錯誤、脳内のプロセスをええ塩梅に解説してみます。
導入でのキャラ作りと韻を踏みたい人
まず、大きな資本や時代として受け入れられているもの(ここではシブヤ)への反発を描いてみました。
かわいい美々兎ではなく、こういったキャラの楽曲なんだなあと理解してもらうための導入です。
あとは、めちゃ韻を踏んで遊んでいます。
依存症 / 資本力 / 議論不要 / 日本総 で踏んでいるのと、
最先端 / サいフェイクだ / さいセンターで踏んでますね。
ハラジュクが制覇の部分はあえて韻を踏んでません。
踏まないことによって、意味を強調できる場合もあるんですね。
知らんけど
エリア曲ではないので、美々兎目線での二人との関係を書きたくなりました。
オマケな二人 / おかげだったり はお気に入りの韻ですね。
韻っぽく聞こえないけど、さりげなく踏んでるのが好きです。
チームでやってても、一番じゃないとイヤなんですよ美々兎は。
不安な内面も描きたい
外面の感情だけじゃなくて、内面の不安な気持ちも書きたいと思いました。
どちらかが嘘なのではなくて、どちらも美々兎なんだよ〜というのがミソです。
「ってウザい?」に関しては、僕が個人的に聞きたかったセリフを入れました。
サビはぶち上げたい
サビはぶち上げたいのがNeko Hacker流です。
外面と内面の美々兎をミックスさせてステージに立たせてみました。
あとは、ちょっとの遊び心を入れています。
考察班が結構見つけてくれてましたが、簡単に二つだけ紹介しておきます。
煩悩プラス1:これは簡単ですね。
108+1=109でシブヤを象徴するものとしています。
同じエリアのHyper Bassの歌詞から着想を得ています。
キュートプレイ:これはダジャレみたいな感じですね。
あまり気づいている人はいなかったので、一応解説。
・Cute PlayでかわいいDJプレイ
・DJの「Cue」と「Play」ボタン
の2種類を同時に表しています。
特に後者がDJに触れたことない人には分かりづらいかもですが、「Cue」と「Play」ボタンだけしか触らずに、可愛さだけのステージって…それでDJやってるつもりなん?みたいなタイトル回収をしていました。
作詞家としては、こういう細かいところに気がついてもらえると、テンション爆上がりになります。
(エゴサしてるとガチ考察班は気づいてくれたりしてて嬉しかったです)
地味にMVにもヒントが入ってます。
ふにゃはさすがです。
セリフは楽しい
声優さん、さすがの表現力で歌唱してくれるので、セリフパートがとても楽しいです。
小坂井さんありがとうございます。
うまくいかないのは時代のせい
全部を解説してしまうと、考える余地はなくなってしまいそうなので、2番はとりあえずぶっとばして、ラストのセリフです。
このセリフ前のフラストレーションが溜まっていく部分も、レコーディング中に小坂井さんと相談しながら作り上げて行きました。
結果として、セリフ部分の爆発力がやべえことになってると思います。
うまくいかないのは、自分のせいじゃなくて時代のせい。
これは、何を隠そう僕が昔バンドをやっていた頃、常に思っていたことです。
(本当は自分の実力不足だったなと今は思いますが…)
なので、このセリフ部分に関しては、美々兎の感情を憑依させて書くのがとても簡単でした。
レコーディングでは、もっとこんな感情を出してほしいと要望出しまくって
テイクがすごい数になってた覚えがありますが、小坂井さんも一緒になって表現してくれたので、デモ段階の想像の遥か上を行くセリフパートが完成したと思っています。
まとめ
って感じで、「Do You Even DJ?」の無印についてのお話でした。
一気に2ndまで書くつもりやったんですけど、あんまり長くなると次書くときのモチベが無くなりそうなので、2回に分割しようかな〜と思いました。
書くネタもそのうち無くなりそうなので、今のうちに僕の脳のこんな部分が聞きたいというのがあればコメントなどしていただけると励みになります。
文字を書くと真面目になりがちなので、出来る限りフランクな僕を演出できるように今後は頑張ります。
(今回は諦めました)
では、2ndの方もお楽しみに!