暗号資産投資に必須!成功に繋がるチャートの見方:中級編
こんにちは。暗号資産投資のまとめノートです。
暗号資産投資において、チャートの分析は非常に重要な要素となります。特に、トレンド分析は投資判断において欠かせないものです。
今回は、そんなトレンド分析の基本的な考え方と、その方法について解説します。
前回の記事では、チャートの見方の初歩的な解説をしています。興味がある方は下記リンクよりご覧ください。
トレンド分析とは
トレンド分析とは、価格の動きに着目し、その方向性を分析することです。価格が上昇傾向にあるか、下降傾向にあるか、あるいは横ばいかを判断し、その傾向に沿って投資戦略を立てることができます。
トレンドの種類
トレンドには、以下の3つの種類があります。
上昇トレンド
価格が上昇している状態を指します。
下降トレンド
価格が下降している状態を指します。
レンジ相場
価格が上下に動いて、トレンドがはっきりしない状態を指します。
このようにトレンドとは上昇、下降、レンジに分類されます。
それぞれのトレンドを分析して、価格がどのように変動するのかを予想することができれば良いと思いませんか?
そんなトレンド分析を可能にしてくれる代表的な指標をいくつか紹介します。
トレンド分析で使用する指標
トレンドライン
トレンドラインは、価格の上昇や下降に沿って引かれる線です。上昇トレンドの場合は、価格の下限に沿って、下降トレンドの場合は、価格の上限に沿ってトレンドラインを引きます。
トレンドラインは、価格の抵抗やサポートとして機能するため、価格がトレンドラインに近づくと反発することがあります。このため、トレンドラインは価格の反発や押し目の買い場を判断する上で有用な指標となります。
移動平均線
移動平均線は、一定期間の平均値を求め、それをグラフに表したものです。長期移動平均線と短期移動平均線のクロスオーバーを見ることで、トレンドの転換点を探ることができます。
相対力指数(RSI)
相対力指数は、過去一定期間の上昇幅と下落幅の比率を計算し、その値を0~100の範囲で表したものです。70以上が「買われすぎ」、30以下が「売られすぎ」とされ、それぞれ反発や下落の兆候となります。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均線から一定の標準偏差を加減した範囲を示したもので、トレンドの強弱や上限・下限を示します。
MACD
MACDは、移動平均線のクロスオーバーを基にした指標で、移動平均線同士の差を表したものです。移動平均線同士のクロスオーバーにより、買いシグナルや売りシグナルを捉えることができます。
一目均衡表
一目均衡表とは、『雲』と呼ばれ使用する人が比較的多いインジケーターの一つです。 相場が買い方と売り方の均衡が崩れたときに大きく動くことに着目して、 どちらが優勢なのか均衡関係を一目でわかるようにしたテクニカル指標です。基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンの5つの線で形成されます。
フィボナッチリトレースメント
フィボナッチリトレースメントは、フィボナッチ比率と呼ばれる比率を用いて、価格の高値と安値の間の距離に基づいてトレンド相場における反発や反落のポイントを見極めるテクニカル指標です。 トレンド相場であっても、価格は直線的に上昇や下落を続けるわけではありません。 一時的にトレンドと反対の方向へ向かうことを繰り返しながら、トレンドを形成していきます。
エリオット波動
エリオット波動理論は、価格変動に一定の法則性があると仮定しています。この法則性は、5つの上昇波と3つの下降波のパターンを繰り返すサイクルに基づいています。
上昇波と下降波は、それぞれ「インパルス波」と「ダイアゴナル波」と呼ばれます。インパルス波は、トレンドに沿って急激に価格が上昇または下降する傾向があります。ダイアゴナル波は、トレンドに逆らって価格が上昇または下降する傾向があります。
フォーメーション
価格のチャートパターンを分析し、それが上昇トレンドや下降トレンドの転換点を示しているかどうかを確認します。トレンド転換パターンには、ダブルトップ、ダブルボトムなどがあります。
まとめ
ここまでが中級編になります。トレンド分析の基本的な考え方と、トレンドラインの引き方、トレンドの種類、指標について解説しました。
トレンド分析は、暗号資産投資において非常に重要な要素であり、投資判断のための基本的な分析方法です。
ただし、トレンド分析だけで投資判断をするのは危険です。暗号資産市場は非常に変動が激しいため、トレンドが逆転することもあります。
そのため、トレンド分析に加えて、各種指標やニュースなどの情報を総合的に判断することが重要です。
また、トレンドラインは単なる目安であることを忘れずに、価格の変動に合わせて調整することが大切です。トレンドラインを適切に引くことができれば、価格の反発や押し目の買い場を見つけることができます。
暗号資産投資において、トレンド分析は投資判断の基本となる分析方法です。
初心者の方でも簡単に取り組むことができるため、ぜひチャートを見ながらトレンド分析を学び、投資の知識を深めていってください。
さらに詳しくチャートの見方を知りたい方は、下記リンクよりご覧ください。
このノートは暗号資産(仮想通貨)投資を始めたいけど、何から始めたら良いのか分からないという妻のためにまとめたことを発信しています。
妻のように暗号資産投資を始めてみたい方のお役に立てると幸いです。
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