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一喜一憂の株式相場!往って来いに騙されない投資法

こんばんは、かすみんです。今日も今日とて株式投資。日経平均は過去最大の上げ幅。もう笑うしかない。

まさか下げた翌日に大幅反発は予想していませんでしたが、相場の占い師さんたちは上がると思ったとか、昨日の底値で買わなかった人は負けみたいな大口を叩くのでしょう。丁半博打で右か左か言っていれば当たる戯言は結果が同じだからと言って何の意味もない。

同じようにいくら儲けたとか利回りが何十何百何千と大きいのも意味がない。上がる銘柄を当てるのも、取引履歴が何十回も連続の利益も同じだ。騙そうとして見せている偽りで、学ぶべきところはない。楽して儲けようと思っている人の餌にしかならない。そして食いついた人から餌になっていく。

さて相場で重要なのはトレンドです。上昇と下降、相場は上向きなのか下向きなのか、上がった下がってではなく、向きはどこかが問題なのです。さらに重要なのはタイミングも合わせた完璧な相場観ですが、それは偶然が重ならないと難しいでしょう。

よくいうチャート分析は多くの場合にトレンドを見るか、行き過ぎを見るかに分かれます。移動平均線(MA:Moving Average)やボリンジャーバンドを聞いたことがあるでしょうか。テクニカル分析にも色々とありますが、簡単なものでも必要な情報は得られます。

トレンドの向きを知るには大局的に見たり、その他様々な動きを考慮しなければなりません。順番的には長期的な動きの中の中期的、短期的のように大きなものをより重要視するのが一般的です。

単純に上か下かまたは横ばいみたいな分け方もありますが、方向感を見失うのはどちらかと思い込んで寄った考え方になった時だと思います。長期的に上昇を続けてきた日経平均が急落し、下向きになったと言うには早すぎるし、再び戻る可能性もゼロではない。

上下2パターンではなく、長期の中の短期の方向は上か下か、上昇中の上昇、下降または下降中の上昇と下降の4パターンくらいが分かりやすいのではと思います。さらに細分化すれば中期的な方向を加えて8パターンにできなくもないですが、複雑すぎて判断が難しくなるでしょう。

テクニカル的に言えば長期を短期が下回るデッドクロス(DC)などが売りのサインで、逆のゴールデンクロスが買いのサインです。詳しくは説明しませんが、一般的に使われている5日25日75日などが短期中期長期として目安でしょうか。

明日の相場がどうなるか占うには向かないとは思いますが、相場がどういう動きをしそうなのか予想しておくのは重要です。いわゆる節目を確認し、売買の目安にすることもできます。最低でも直近の高値や安値は見ておきましょう。7/11の42426.77、8/5の31156.12

長期と短期に関してですが、性質上短期が敏感に反応します。いつでも始まりは短期線から変わり、長期が追いかけるような形になります。テクニカルによってはローソク足と反対方向の逆行現象が見られることもありますが、短期的な動きは上下し長期はそれを追いかけるのは変わりません。

しかし重要度が高いのは長期の方向です。長期の移動平均線の値が下がっている場合は下落トレンド、上がっていれば上昇トレンド、それに合わせて短期の値とその日の終値を比べて分析することで、下落中の戻りなのか、上昇中の押し目なのかが分かります。

相場はそんな単純でもありませんし、短期が先に動き長期が追いかけるので当然のことながら遅れが生じます。だからシグナルを見てからだと遅いとか、もっと短いパラメータで早めにシグナルを出すのがいいとか言われます。

それは正しいのですが、短期的な動きを重視するとノイズが多くて方向感を見失います。重要なのは長期なので、短期の動きに一喜一憂していると往復ビンタで二重に損をしてしまいます。買ったら下がって売ったら上がる。よくある相場でのエピソードです。

つまり判断するにはまだ早い。昨日は売られ過ぎだったと投資家は判断した。明日はまた売られるのかは誰にも分からない。適当なことを言って当てる占い師は詐欺師。投資の手法には色々ありますが、相場の上下はそれほど重要じゃないってことです。

資産運用はゆっくりじっくり、長い目で考えるのが最も強力で賢い方法だと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございます。良かったら気軽にコメントしていって下さいね。

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