日本人が真面目に働いても生活が豊かにならない理由。
真面目に遅刻もせずに毎朝出勤して会社に尽くしているのに収入が増えない。こういう日本人って多いですよね?この記事を読めば真面目に働いて真面目に貯金しても収入が増えない理由というのが理解でき、その対策も学ぶことが出来ます。
何故真面目に働いてもお金は増えず生活は苦しいのか?
最近になって40代の人でも会社の勤続年数が10年以上でも、年収が300万円どまりの人が増えてきているみたいです。「頑張ればいつか状況が良くなるはず…!」とか思ってると、会社に搾取され続けて終わります。
基本的な問題として日本人は本当に真面目なのか?
日本人は性格として真面目なのではなくて、従順になるよう教育を受けてます。早くから教育の内容に疑問を持って『世間とズレたこと』をしている人だけが成功していますよね。
営業マンとしても売上を上げても搾取されるだけ
・成果に対して会社が搾取するのはおよそ9割
・残りの1割が給与になる
・社員の文句が出ないギリギリの範囲で雇うのが会社の基本
貯金をしているだけだとお金が減っていく理由
預金口座に入っているお金は10年、20年とかけてどんどん減っていまう。意味不明みたいなことを言ってるように聞こえますがこれが現実です。日本で生活している限り毎年小さいのですがある変化は起こっています。口座残高は変わりませんが「あるモノ」が変わります。それは「物価」です。
物価上昇と連動してお金を増やさないとお金の価値は減る
ニュースでよく「消費者物価指数」という言葉を聞くことがあると思いますが、この指数は簡単に言うと物価が昔と比べてどれだけ上下したかのかを推し量れる指針ということになります。物価上昇のペースに合わせて今あるお金を増やさないと現在の生活レベルも保てないです。
銀行にお金を預けていてもお金は増えない
昔は銀行の金利も3~4%の時代がありましたのでこの2%の基準をクリアできたのですが今はご存知の通り銀行の利息はメガバンクの普通預金で0.001%定期預金やネット銀行など、種類によって利息は変わりますが、良くても0.1%と行ったところです。
メガバンクの普通預金が0.001%ですから100万円を1年預けて
受け取れる金額は10円です。1000万を預けて100円です。缶コーヒーも買えません。銀行にお金を預けているだけではあなたのお金を守り、増やすことは難しくなっているので真面目に貯金だけしていても生活は豊かになりません。
真面目に働く一般人がお金を増やし続ける方法
1, インフレ率(最低2%)を上回る昇給を毎年達成する
2, インフレ率(最低2%)を上回るように投資をする。
この2つです。しかし毎年の年収を2%ずつ上げるのは実質的には難しいことです。景気や会社の業績などの外的要因が大きいですし最近は数千円の上昇も難しい会社が多いのが現実です。
具体的な対策
① NISAやイデコの非課税制度を使う
② 債権などの株より低リスクな資産運用をする
③ インフレ率(最低2%)を上回るように副業する
日本人は基本的に投資は恐いからリスクがあるからと貯金に回します。完全な元本保証の投資対象は、普通預金や定期預金しかありません。株はリスクが大きくてという方におすすめなのは債券投資です。特にアメリカ債券は利回りも2%前後で暴落にも強い商品と言えます。
おすすめの米債券商品
AGG(iシェアーズコア 米国債券市場ETF)
経費率 0.04 利回り2.15%
AGGは米国債券ETFのなかでもトップクラスの純資産額を誇る銘柄です。運用会社はETFでお馴染みのBlackRock(ブラックロック社)で、純資産額は約10兆2,800億円にも上ります。巨額の純資産額から流動性が高く、日々の売買も活発に行われているため売買のしやすい米国債券ETFの代表格です。
BND(バンガードトータル債券市場)
経費率 0.04 利回り1.9%
AGGと並ぶ米国債券ETFの代表格がBNDです。BNDもAGGと同じく米国債券市場全体をカバーする銘柄で、運用元はバンガード社になります。AGGとBNDは運用している会社が違うだけで、純資産額、構成銘柄、経費率も大きなな差はありません。
まとめ
定期預金をしていてもお金は増えません。真面目に働いていてもインフレ率(最低2%)を上回るように毎年の収入を上げるのは一般のサラリーマンでは容易なことではないです。株式投資はリスクがあって恐いという投資初心者はまず債権投資から検討してみるのが良いでしょう。
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