酸性雨の話
トンガの噴火は噴煙は上がっているだけになっている様ですが、今は噴煙が原因の酸性雨などに注意しなければならないらしい
徐々に噴火後のトンガの国の状況が確認出来つつある様ですが、国土のある島にはかなりの火山灰が降り積もっていて、沿岸部は津波に襲われてかなりの地域がまっさらになってしまった様でした。
この辺はネットのニュースサイトなどに映像や画像が載っているので、気になった方は見に行ってみてください。
トンガに在留している日本の人は40人居られるようですが、全員の無事の確認が取れている様です。
<p>それにしても今回の噴火、地球規模でかなり巨大な噴火になっていて、太平洋に面している沿岸のある世界中の国々では津波を観測した所が多く、普段ほとんど津波に見舞われたことが無い地域では、津波を珍しがって写真を撮影したり映像を記録していた人もかなり多かったので、その映像を見たと言う人は画面に向かって「早く逃げて!」と叫んでしまっても仕方が無かったと思います。
それ位、津波の恐怖を知らない人は世界中には多く存在しているので、今回の津波でその恐怖を思い知ったと思います。</p>津波はさておき、今は実は噴煙が原因だと思われる酸性雨が降雨してくる問題を考えなければなりません。
酸性雨は、その名の通り酸性の水の雨が降って来る状態なのですが、長時間金属に雨が降ると腐食して錆びやすくなったり、他の素材も特にプラスチックなども劣化する速度が加速して行く様です。</p>人が酸性雨を浴びてしまうと、濃度の薄い酸性雨ならまだ何かが起こるとは言い切れませんが、長時間浴びていたりした場合は肌や頭髪に何らかの影響があるかも知れませんね。
この辺は実際に酸性雨を浴び続けるなどの実験をしてみないと、どうなるのかは明確に分からないと思います。
酸性雨だけなら、家の中に避難したりなど、建物の中に入れば人の身体への何らかの影響を防ぐことが出来ますが問題は、噴煙から発生して来る有毒ガスの存在です。
火山性ガスと言うのですが、近くに活火山があってしょっちゅう噴火したり火山性ガスの注意報が出たりしている地域では珍しくない事かも知れませんが、噴火した海底火山の近くにある国々では、この火山性ガスが流れてきてかつ酸性雨が降っている状態と言う事で、国民が消費する飲料水の確保が問題になっている様です。因みに火山に近い国はトンガの他にはフィジーとバヌアツだそうなので、トンガも含めてこの3国に知り合いが居るとか家族が居ると言う方は、かなり心配を募らせている事でしょう。
これから先、更に別の問題が出て来るかも知れませんが、まずは海底火山の周辺にある国々の被害状況を明確にして、これからどんな支援が必要なのかを知りたい所です。