#タイトル未定がFNS歌謡祭へ
あれから数日経っても僕は未だに余韻の中にいる。
もう次へと進みだしている、と言うよりも、いつだって止まらずに前へ走り続けている彼女たちからは随分遠くに離されてしまった気がしている。
いつまでもこうしていて良いのだろうか。
ごく個人的な事情ではあるが、ライブへ行く数もだいぶ減り、今年は7月の超NATSUZOMEがどうやら最後になりそうだ。
…などと、そんなグズグズしているオタクの文章ほど読んでいて退屈なものは無い。
オタクの文章は熱量があってこそだ。
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あの日、僕のやるべき仕事はタイトル未定の応援(配信で)をすることだったので、仕事は早く上がった。
自宅に着くと、イベント開始の十数分前だった。
タブレットを開き、スマートフォンでXをチェックしながら配信開始を待つ。
18時30分。配信が始まった。
出順が発表され、思っていたよりも足早な展開でライブへと進行していく。
タイトル未定は、トップバッター。
「あの時と一緒だ」
2022年を知るファンはおそらく同じことを思っただろう。
オープニングのSEが流れ、メンバーが登場する。
そして、阿部葉菜が会場へ語りかける。
披露する『鼓動』には欠かせない、観客の挙がる手とクラップ。それを要求するMC。
彼女たちがFNS歌謡祭の舞台に立つ意味。
まだ見ぬ誰かを救えるように。
タイトル未定の明日を変える為に。
真っ直ぐな言葉だった。
そしてあの時と同じように、
「頼みました!」
と、観客へ応援の力を託して1曲入魂ライブは始まった。
彼女たちはやってくれた。
ここにすべてをぶつけた。
それが嬉しくて。
画面の前で拍手を送った。
これが出来るからタイトル未定は強いんだ。
これでもし、結果として届かなくても、悔いなんて残さない。胸を張ってそう言えるようなライブだったと思います。
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ひとつ、今回の流れの中で(自分としては)多くの反応を戴いたXの投稿を載せる。
ここに書いた通り。
特別な想いの込められた『鼓動』。
それは、彼女たちの未来の扉を開く、大切な鍵となった。
(上の画像の補足)
1:タイトル未定
2:カラフルスクリーム
3:YAM!-TUK!
4:SUPER☆GiRLS
5:ラフ×ラフ
それは“奇跡”だったのだろうか。
否、
誰よりも “諦めない気持ち” を
“届けたい想い” を
“あなたを救いたい” という願いを
歌に、
言葉に乗せて
全力で届けてきたからこその“必然”。
努力は嘘をつかない。
僕が言いたいことは、
だから頑張れ、って話じゃないです。
もし頑張りたいことがあるなら、
叶えたいことがあるなら、
自分の可能性を決めつけずに、
夢を言葉にして、
その為にやるべきことをコツコツとやっていく。
そういう人に運命の神様はきっと微笑んでくれるから。
それを証明してくれたタイトル未定に多大な拍手と感謝を。
「導いてくれてありがとう」か。
こちらこそ、ありがとう。
12月11日、「FNS歌謡祭」第2夜。
タイトル未定は、どんな歌を、どんな想いを全国へ届けてくれるだろうか。
楽しみにしています😊
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