アイドル楽曲大賞2022入賞を記念してタイトル未定『蜃気楼』を語ってみる
アイドル楽曲大賞2022
対象期間に入っている今年のタイトル未定さんのリリースは3曲。その3曲とも20位以内にランクイン。
第3位『蜃気楼』
第13位『灯火』
第19位『黎明』
気持ち的には全曲1位なので別に何位であろうが関係ないんだけど、それでも
“結局タイトル未定はいいんだよな”
というオタクの評価が広く共有されているようで嬉しく思う。
『楽曲派』とカテゴライズされることもわりと多いタイトル未定ですが、その音楽は決して尖ったことをしているわけではなく、むしろ王道的な作品をメンバーがまっすぐに伝える、伝えられる、その実力が高いグループというのが本質なのかなと思っています。
もちろん楽曲自体のクオリティーも非常に洗練されていて、ハズレ曲みたいなものが本当に見当たらないのはシンプルに凄いなと思います。
そこで、今回は第3位に入ったこの『蜃気楼』について少し語ってみようという記事を書いていきます。
ちなみに考察とか言うほど深い内容ではありません。
夏の魔法≒蜃気楼
この曲の歌詞を読んでいくと、描かれているのは
「少し背伸びしたい年頃の少女(少年)の気持ち」。
親には言えない、言いたくない、2人だけの秘密。
君と僕の夏。
2人で夏祭りに行ってるのかな?
花火も終わってしまってみんな帰りだすけれど、まだ帰りたくなくて。
この夏の魔法が解けるまで。もう少しこのままで。
蜃気楼みたいに消えたりしないで。
またライブでのパフォーマンス的な部分で言うと、
という歌詞のところで阿部葉菜さんが自分の首すじに指を当てながら歌います。タイトル未定では珍しいのだけれど、その身体性といいますか、異性を惹きつける感じといいますか。
この辺も個人的にはちょっとドキドキしてしまいます。こういうのオタクは好きだろ?と見透かされているような気さえしてきます。。
なんですが、決していやらしくなることはなく、あくまでも爽やかなイメージを湛えているのは楽曲のアレンジや振付のおかげなのかなぁと。
そんなところで、2023年もまたステキな作品にたくさん出会っていけたらいいなぁと思っております。
本年もよろしくお願いします🎍