9/19に開催される新しい形のゴルフeSPORTS「PENDULUM」を考察する。
PENDULUM(ペンデュラム)とは一体何か?
プレスリリースの本文からは
シミュレーションゴルフで対決するイベント
ライブハウスで行われる
音響と照明でエンタメな演出がある
くらいの内容しか掴めない。正直よくわからない。けれどなぜわからないかの理由は、このイベントが「今までにまったくない0-1のイベント」だからなのだ。
時を同じくして海外ではこういうニュースが登場している。
そうなのだ、規模は違えど、全世界に対抗して日本でもこの動きが今生まれようとしている。なぜ世界的にこういう流れになってきているのか
シミュレーションゴルフのオリンピック競技化
東京オリンピックでのゴルフ日本人選手の活躍は記憶に新しいが、2028年でのLAオリンピックで新たな競技としてesportsが採用される可能性があるとされている。その時に競技となりそうなのは身体性を伴ったレーシング系やシミュレーションゴルフ系の競技種目なのではないか(藤原調べ)
実際この秋に公開される「グランツーリスモ」という映画は、ゲームの世界から現実のレーサーにのしあがっていく物語のドキュメンタリーである。
身体性を伴うeSPORTSとして
身体性を伴うeSPORTSとしてシミュレーションゴルフの大会が立ち上がったとして一体どんな効果があるのか?
まず一つ目は「早い段階からのプロ選手の育成」
早い年齢からゲームを楽しむように競技をすることによって、ゴルフに触れる時間が多くなりそれだけ競技人口やレベルに幅がでてくる。そうなることでの選手層の底上げが見込める。
二つ目は「eSPORTSゴルフ」としてのプロリーグ化
今プロゴルフ選手でもなかなかゴルフ一本では食べていけない時代に、もうひとつの柱として、eSPORTSゴルフとしてプロリーグが発足すれば、賞金だけではなく配信やベッティングなどで稼ぐ選手層がでてくる。
三つ目は「実際のゴルフへの相乗効果」
エンタメな要素を強くしたこの大会のような場面に出場することでのメンタル強化によって実際のゴルフでの好成績につながる可能性を秘めている。また多くの人の目に触れる今大会のような舞台では新たなスターの誕生の可能性を秘めている。
この3つ目のくだりで特徴的なものは、地下格闘技といわれた「OUTSIDER」、そして今では「BREAKING DOWN」のような一般参加可能な腕自慢の場所から、プロで通用する花形の選手たちが登場したことと同じ構図である。
では「PENDULUM」は何がいいのか?
それでもゴルフにはゴルフの良さがあり、自然の中を時を忘れて仲間たちとプレーする爽快感は他にはない楽しさがある。それはまぎれもない事実であり、僕自身もゴルフの楽しさをつい最近になって理解し、体感している最中である。
その上でシミュレーションゴルフ「PENDULUM」のゴルフにはない特徴的な良さを言語化するならば、
・環境保全に役立つ環境でのゴルフ体験の促進
・つまらないルールや様式にとらわれない今時のスタイルでのゴルフプレー
・観てる側も疲れず熱狂できるゴルフ観戦体験の提供
・本来の実力以外の部分での番狂せの可能性
・世代や性別を問わない対決の実現
・世界中のどのコースでも対決が可能
・全天候型で暑い寒いや中止の可能性がない
というところがあげられる。
そう「PENDULUM」はもはやゴルフの枠を飛び越えてゴルフの可能性を
追求した唯一無二のイベントなのだと言える。
この大会を一目観たいという人のための観戦ガイド
まずはこのサイトにアクセスして「前売り券購入フォーム」から登録
場所は大阪の天王寺「キューズモール」の中にあるライブハウス「ロックタウン」
日時は9/19の18時から。なんとゴルフ関係者は無料で入場できるという特典あり。
このロックタウンという場所はカフェレストランを併設していて、そちらで飲食しながら観戦できるという抜群の環境
まずは誰よりも早くこのイベントを体験して、いろんな人にこのイベントの可能性やシミュレーションゴルフバトルの楽しさを語ってもらいたい。そしてぜひとも本リーグがスタートした暁には、全国から参加していただきたい。そうしてこのイベントが盛り上がっていくことが、これからのゴルフ時代を作っていくことにつながっていく。
最後に
とまぁ熱く考察してきましたが、このイベントをつくる人間と近しい場所にいて
このイベントを影ながらとても応援している1人です。
何もないところから挑戦し、一つの形にしていくまでには多くの痛みを伴うし、また、はじまってからも多くの批判や困難を伴います。
けれども彼らはそこにチャレンジし、まずは9・19の舞台を実現させようとしています。きっとこれが開催されたあとは様々な場所でこの映像や感想が飛び交い、そして知らぬ間に話題になっていくことだろうと思います。
このイベントにかけた人たちの熱い闘いをぜひその目でやきつけてください。
きっとゴルフ以外の何かを持って帰れると思います。
まだ参加可能なようですので、チケットはお早めに。
会場で会いましょう。