レッドブルーという漫画から考える勝ちに行く姿勢
最近レッドブルーという漫画に夢中です。作品内の主人公のとある行動が非常に印象的だったので、それについて書きます。
レッドブルーとはなんぞや?と思った人は以下を読んでください。格闘技を題材にした漫画です。
ある試合で主人公が対戦相手の怪我をしている箇所を重点的に攻めるという戦法を取ります。
やっていることは卑怯だし、主人公はその戦法を咎められています。
振る舞いとしては完全に悪役のそれです。
むしろ主人公がこういうことをしてしまうことがこの漫画の魅力の一つと俺は思います。
作品で描かれているこの戦法に対する考え方は以下です。
主人公、および主人公の仲間→卑怯と思われてもいいから勝ちたい、むしろその姿勢が主人公からすれば正々堂々
対戦相手→主人公は卑怯なことをしていない。むしろ怪我を追っているにも関わらず大会に出場した自分が愚か。
対戦相手の仲間→怪我をしている箇所を狙うなど卑怯だ、そんなことをせずに勝ちに来い。しかもお前のせいで怪我が悪化したのだぞ。
これまでの自分は3寄りの考えでしたが、1もわかるようになりました。
ルールの範囲内であればなにをしてでも勝つという考え方もひとつの美学だと刷り込まれてしまっています。
ちなみに後々主人公がルールを重んじている描写があります。
人として嫌われる行動ですが、それを厭わないくらいに勝ちに貪欲な姿勢に「強さ」を感じます。
自分もそうしたいとは思いませんが学ぶものがあると思いました。
自分には貪欲さ、執念深さというものが欠如していので少し見習いたいです。
ちなみに勝負の結果は主人公の勝ちです。ですが、勝ち方が予想外でした。
タイトルとは脱線しますが、この漫画の展開はだいたい主人公が勝ちます。しかも格上(はるかに格上と勝つこともある)の相手に勝っているので読んでいて楽しいです。
この記事で書いた内容は4巻と5巻に描かれています。皆さん読みましょう。
ではでは。