全年齢向け作品に潜む先人達の刷り込み概念
(※この記事は敬意を持って書かれています)
どうも、生涯厨二病患者のしろです。
子どもの頃読んでいたマンガのタイトル、いくつ覚えていますか?
僕は小中学生時代がマンガ収集の全盛期でした。
元々歳相応にドラえもん辺りから始まったオタクルートですが、如何せん厨二病。
自然とイケメン達が活躍する美麗なマンガに引かれていくのでした。
男の子ってFFとかBLEACH好きでしょ?
【小〜中学時代にハマった作品】
・D灰
・銀魂
・テニプリ
・BLEACH
・天月
・隠の王
・最遊記
・ツバサクロニクル
・xxxHOLiC
・夏目友人帳
・テイルズ
・ギアス
・00
・他少女マンガをちらほら
あと何があったっけ。
パッと思いつくジャンルがこの辺り。
復活にハマらなかったのは不思議。
僕は当時まったく"それ"を気にしていなかったけど、自然とそちらに傾いていたのが不思議なところ。
二次創作なんて頭になかった時代だし。
突然の過去話。
中学時代を思い返すと、「学年三大美少女」みたいな子の一人と選択科目の時だけ隣の席になったことがある。
クラスの違ったその子はその授業になる度「最近読んだ夢小説の話」を僕に嬉々として話してきた。
当然夢小説なんて知らないし「へーそういうのがあるんだー」と聞いていた。
が、今考えると「どんな状況ッ!?」と盛大にツッコミたい。
心のノブが「ちょっと待てェ!」と連打している。
今だから俯瞰できることだが、「陰キャオタクのこの人なら聞いてくれるかも」ということ?どういうこと?
そうかぁ…まあペラペラと外に話せる話題でもないもんなぁ…
鈍感系ラブコメ主人公なので、ヒミツの共有イベントを華麗にスルーしながら無恋人オタク修行に勤しみ中学時代を終えた。
そもそも夢小説は、小説という他人の人生を疑似体験できる芸術に、「登場人物を自分に置き換えてより没入する」という革命的な機能をもたらした人類の叡智の集合体だもの。
清少納言だって絶対ハマる。
平安時代に夢小説を流行らせても令和の今まで使われ続けてたと思う。
源氏物語だってなろう小説みたいなものだし(暴論)
全く関係ない話だが、僕は二十歳を超えてから友人に借りた「窮鼠はチーズの夢を見る」で完全に"堕ちた"節がある。
吸殻のシーンがヤバかった。
恐ろしいことだがこれ以降、世界の価値観が変わってしまった。
タイバニも、サスケ奪還編のNARUTOも、久しぶりに観た忍たまも…
ウウッ……ナンテコトダ……
そして閃いた。
「世の先人達のように擬態をすればいいのだ!」、と。
そういう視点で捉えてしまっても、それを否定する必要はない!
「それはそれでおいしい」と受け入れれば苦しまずに済む!
いやー、
「男の友情」って「恋愛感情」と重なってええですわぁ〜〜
いや、待て待て。
100歩譲って二次創作はいい。
だがマズいことに、リアルの交友関係に違和感が現れ始めた。
男友達の前で何度か頬を叩いていたかもしれない…
ウウッ……呪いだろこんなん……
僕はヘテロだ。
が、一時期はLGBTQを否定できるか?できるのか?と頭を抱えた時期もあった。
『ナマモノはタブー』
やはりいにしえの戒律には先人達の教えが込められているのだと思い知った。
結論:男が腐ると生きづらい。