スピリチュアルが嫌いなヨガインストラクターもいます。
大人の、特に女性の習いごととして定着しているヨガですが、時にスピリチュアルに傾きすぎて、キモくなっちゃってる気がするんです。
そこで、うーん。なんだかなぁ。
だってスピリチュアルって根拠がないでしょ?
もともとヨガは、インドで生まれた「より良く生きるための知恵」で、実践すれば分かるんですが、根拠に溢れています。つまり、スピリチュアルじゃなくて哲学だと思うんです。
そして哲学とは、学問の一種で検証に検証を重ねて近似値を求めようとするもの。
そこの境目を曖昧にしたらいけないと思うんです。(Wikipediaを見ると「哲学と宗教の境目は曖昧」と書かれているけど、スピリチュアルとの境目も曖昧なんですよね…)
あと、スピリチュアルが苦手な人向けに「オシャレなスポーツですよ」って顔してるヨガもなんか違う。心と身体の両面を整えてこそヨガなので…
で、なにが言いたいのかと言うと、精神的に参ってる人はまず、病院に通いましょう。哲学やらスピリチュアルはその後です。
精神的な病気って「完治」がないものもあるんです。症状のおさまっている状態を指す「寛解」はあるんですけど、そのまま治ることもあれば、そうじゃないこともあって、その辺の支えとしてスピリチュアルを使うのは、ひとつの手といえるでしょう。
でも、わたしはスピリチュアルは嫌いです。根拠がないから。
とはいえ、なにかに縋らないと生きられないほどつらい時はあります。そんな時は是非、ご相談ください。お話、お伺いします。