ビデオ会議で上座は必要か
こんなニュースを見つけた。
偉い人は「上座」に表示、議事録は自動で作成 ビデオ会議に新機能続々。
ビデオ会議で、上座と下座を作れるのだ。
笑い話かと思った。
そこまでして上座に座りたい人がいるのか?
上座に座らせたい人がいるのか?と。
会議は発言してナンボで、発言しなければ参加する意味はほとんど無い。フラットな場で発言しないと、いい意見は出てこないし、ビデオ会議では発言しないと存在しないも同然となる。
偉い人が自分を守ったり、偉い人へのゴマスリのための機能なのか?
私もはじめはそう思った。
しかし考えてみると、上座機能も必要な時もある。
情報を理解した瞬間に思ったことを話したり、結論付けることも大切な時はあるが、ひと呼吸置くことで、思わぬ視点が見つかることがある。
それを利用して戦略的に活用することができる。
上座機能については、社内の会議では不要だが、外部との会議では必要だ。
特に初対面。
上座がわかれば、だれが決裁権者かがわかる。
社内で上座下座話が出てきたらヤバイが、対外には利用できる。
この機能はきっと重宝されますね。
リアルで会わないとコミュニケーションが取れないと言う人は多いが、ビデオ会議の長所短所を分析して、活用している人もいる。
少しずつ利便性は高まっている。
「会う」「ビデオ電話」どちらかが正解というわけではない。
双方のいいところを巧く活用していくことが、ビジネスにおいて必要だ。
コミュニケーションツールについては、最低限、時代の流れについていきたい。
新しいものを見続けないと、時代遅れ的感覚が身に付いてしまう。
一度身に付いてしまうと、取り戻すのは大変だ。
自分では気づけない。
新しいものをたくさん見て、新機能を味方にしていきたいものだ。
今日もぼちぼちいきましょう。
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