日米同盟と台湾・中国、そして尖閣2021.4.30 烏賀陽オンライン(1)
烏賀陽さんおススメのドラマ。
Netflix良いな・・・
Amazonプライム会員でサービスがダブルから遠慮してたけど、、、
ファウダ(fauda)が面白そう。
中国包囲網
日米共同声明にて、台湾海峡での
今日、日本と米国は、インド太平洋地域、そして世界全体の平和と安全の礎となった日米同盟を新たにする。
昔は東アジアだったが、今はインド、パキスタンを面倒をみないといけなくなった?
日本は同盟及び地域の安全保障を一層強化するために自らの防衛力を強化することを決意した。
インド太平洋地域を含めた安全保障をする??
日本が??
中国包囲網を作るために?
それは中国の海洋の自由に対する挑戦への対応?
秩序を保つために、海洋をパトロールをしないといけなかった。
昔はそれが、イギリスだったが。
今はアメリカがやっている。
それに対して中国がちょっかいを出して来た。
中国の海洋の自由への挑戦
日本には尖閣諸島にちょっかいを出しているが、、
中国軍はアメリカ軍との衝突を朝鮮戦争で経験しており、軍事を強化して臥薪嘗胆をしていた。
2000年から2010年にかけて兵器と組織の近代化を成功して海洋進出をするようになって来た。
アメリカのここ20年の軍事的な動き
アメリカは2001年の9.11の後に、イラクに攻め込みフセインを打倒し、イスラム国を発生させていまいシリア、トルコに侵攻。
アフガニスタンにも攻め込みアメリカ軍は多忙を極めていた。
トランプは4年間放置。
バイデンになって、アメリカ軍はアフガニスタンからの撤退を決めた。
それにより、20年かん続けていたイラク、アフガニスタンへの侵攻をやめた。
そして、中国に強硬になってきた。
その証拠として菅総理との共同声明で、、、
日米両国は共に、尖閣諸島に対する日本の施政を損おうとするいかなる一方的な行動にも反対する。
さらに、、、
日米両国は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す。日米両国は、香港及び新疆ウイグル自治区における人権状況への深刻な懸念を共有する。
台湾についても言及。
これは台湾、香港、新疆ウイグル自治区は中国の内政干渉すると言ってると等しい。
日本もアメリカも台湾を国とは認めてない。
第二次世界大戦後からの台湾の歴史
1945年日本が敗戦して、中国では毛沢東と蒋介石の内戦が勃発。
その結果、毛沢東側が勝利して、蒋介石は台湾へ逃亡。
台湾からしたら、50年近く日本の植民地だったが、日本が去ったら北京から蒋介石が来た。
それを台湾の人は「犬去りて豚来る」と言う。
「犬は獰猛で騒がしいとはいえ、番犬として重宝されるのに対し、豚は食べるだけで何もしない」ことに例えて言い表したもの
中国からしたら、台湾を内乱で負けた蒋介石が勝手に占領したと判断して。
第一次台湾海峡危機(1954年 - 1955年)が勃発する。
蒋介石の死後、蔣経国が台湾を民主化して軍事政権が終わりを迎えた。
そして、台湾は香港と並ぶ発展した地域になった。
そこで出てきたのがキッシンジャー。
冷戦政策の再構築を意図したニクソン政権期の外交の中で、キッシンジャーは重要な役割を果たした。1971年にはニクソンの「密使」として、当時中ソ対立でソ連と緊張状態にあった中華人民共和国を極秘に二度訪問。周恩来と直接会談を行い、米中和解への道筋をつける[9]。一方で、この中華人民共和国との和解を交渉カードとして、ベトナム戦争終結に向けた北ベトナムとの秘密停戦交渉や、ソ連とも第一次戦略兵器制限条約(SALT1)を締結するなどデタント政策を推進した。また、同時期の第三次印パ戦争ではソ連の影響力を抑えるためにニクソン訪中の仲介国でもあったパキスタンを中国とともに支援した[10][11][12]。1973年には毛沢東はキッシンジャーとの会談で米国、日本、中国、パキスタン、イラン、トルコ、欧州によるソ連包囲網の構築を提案した
1973年。
ソ連包囲網の影響で日本とアメリカは台湾を国交を断然。
台湾を国と認めてなくなった。
そんな歴史があるのに、、、
バイデン大統領と菅総理が、、
日米両国は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す。日米両国は、香港及び新疆ウイグル自治区における人権状況への深刻な懸念を共有する。
と中国に内政干渉して来た。
で、中国は台湾を占領出来のだろうか?
無理!
どれだけ砲撃、ミサイルで爆撃しても人民解放軍を台湾に運べない。
それには制空権を獲得しないといけないだろうが、、
中国の空軍にはそんな力が無い。
そもそも、そんな苦労してまで台湾を占領しないといけないのだろうか?
いや、得るものがほとんど無い。
今の中国には台湾を占領する費用に対して収入が合わない。
唯一の懸念は中国のメンツを潰さなければ良い。
アメリカはある国のメンツを潰して大失敗した経験をしたことがある。
アメリカ人が50万人も亡くなり、相手の国も300万人亡くなった。
その国は大日本帝国。
あまりにも追い込み過ぎて暴発したのが日本。
その経験があるのに、、
何故にバイデンと菅は・・・
バッファーゾーン国家
大国に挟まれたバッファーゾーン国家は大国に媚を売って怒らせてはいけない。
それなのに、安倍晋三元総理は・・
靖国に行って中国を挑発。。
ハッキリ言って外交センスなし。
それに比べて民主主義国な台湾は大国を怒らせないように絶妙な外交をしている。
尖閣諸島問題
そんな尖閣諸島。
日本、中国、台湾の間にある尖閣諸島。
台湾が尖閣諸島の領有を主張している。
何故そうなのか?
尖閣諸島の漁場を一番必要しているのが台湾だった。
元々日本だった台湾は尖閣諸島(魚釣島)で漁業を続けている。
尖閣諸島の領有を主張している国。
台湾。
台湾を所有していると主張している中国。
つまり、台湾が欲しい中国は台湾が欲しがってる尖閣諸島を領有していると主張する。
さらに、、、
尖閣諸島は米軍の軍事演習場になっている。
米軍は日本に演習することを告知する義務はない。
つまり、中国からしたら自身が領有を主張している近隣の島で軍事演習をするとかシャレにならない。
中国の海上警察がうろつくのはパフォーマンス以外の何物でもない。
南シナ海ではベトナムと中国は砲火を交えてる。
それによって一つの島を奪取された。
検索したらこれ↓が出てきた。
中越間のトンキン湾海上境界画定にみる
東シナ海における日中間の海上境界画定に向けた方策
― 緊張状態の下での現状維持の追求 ―
吉川 尚徳 氏 著
第1部終了。