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海外ドラマ「ブロードチャーチ2」で往年の名女優に恋をしてしまったシーン
シャーロット・ランプリングに恋してしまった。
夕日を背にした海岸で、ずっと両片想いだった女性に、15年目の愛の告白をするシーンでギュッと心をつかまれた。
シャーロット・ランプリングは法廷弁護士。
黒い法衣とカツラをつけて法廷で喧嘩する人。
(この記事では「弁護士」と呼んでいる)
お相手は地元雑誌の編集長。
部下を教育しつつバリバリ仕事している女性。
(この記事では「姉さん」)
2人は出会った瞬間から惹かれあい、でも様々な事情があって交際には至らず。
けれども想いが消えることはけっしてなく、長い年月、心の中に相手を住まわせ続けてたと。
なんだその切ない恋愛。萌える。燃える。
ちなみに『ブロードチャーチ2』制作時のシャーロットさんの年齢が68歳なので、弁護士も68歳として。
姉さんも同年代と考えると、53歳くらいで出会っているんだなぁ、お二人。
アラフィフでその後15年間という、けっこうな長い期間想い続けてしまう人に出会えたという。
というかあれか。
生涯の相手と出会ったのが、たまたまその時だったということか。
夕日をバックに、姉さんに愛の告白をする弁護士は最高にハンサムだった。
特にあの、まなざし。
姉さんを愛しげに見つめるまなざしは、本当にずるいと思った。
なんでも許してあげたくなってしまうもの。
例えるなら、ジェームズ・ディーン。
煙草をくわえて、照れたような笑顔で、ちょっと上目遣いでこっちを見ているあの感じ。
ジェームズ・ディーン、画像でしか知らないけども。思い浮かんでしまった。
そのまなざしと、今こうして夕日の海岸で2人でワインを味わえることが何より嬉しいという微笑みを浮かべながら、姉さんに愛を告げる弁護士。
弁護士:
もう一つ、ずっと言いたかったことがある。15年ほど前に感じたこと。
その時に言うべきだった。今、言うわ。
ずっとあなただけ。
姉さん:
何が?
弁護士:
それを言わせるの?いいわ。
愛してる、マギー
出会った時から
かなりくる。
全身に響いて、回る。
照れる。照れた。
私は弁護士に恋してしまいました。
あと、マギーは姉さんの本名です。
そんな素敵な愛の告白をしてくれる弁護士に、もう遅いという姉さん。
けれども最後には。
姉さん:
でも、あの時の気持ちはもうない
弁護士:
いいえ
変わってない
姉さんの頬をなで、そっと引き寄せ姉さんの唇を奪う弁護士。
最初は戸惑いながら、でも受け入れる姉さん。
長い時を超えて、彼女と彼女の恋はやっとひとつの形になり、それはきっと愛というもので、2人の愛はこれからもっとずっと深まっていくのだろうと、そんなことをうっとりしながら思うシーンだった。
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