ものの見方検定(著者 ひすいこたろう)
読む目的
いろいろな視点から捉える方法を身につける。
プロローグ
人生を退屈にするか、面白くするかは現実が決めるのではない。考え方が決める。
第1章 天才たちの見方道
実は人間はどんな人でも、自分への賞賛が50%、自分への批判が50%になっている。この割合は人数ではなく、総量のこと。
同じ現象に対しても見方が変われば、そこで湧き上がる感情が変わる。感情が変わると言動が変わり、人生が変わる。
逆風は運の貯蓄と捉え、空高く舞い上がれる時と感謝する。
どうすれば運が良くなるのか?「自分は運がある」と思えばいいだけ。
嫌なことは未来を阻む壁ではなく、未来へつながる扉。
自分は運がいい、ツイてると言える人の深層意識には「自分の力だけじゃない」という、周りに対する感謝の気持ちが必ずある。
小さな幸せにたくさん気付くことで、いつも自分の心を満たす。自分が満たされているから、自然に分け与えようと思う気持ちが出てくる。
相手の立場になることで、人の喜びで自分の心も満たす。
周りの人に優しくするということは、あなたの土を耕すこと。
立場とは文字通り立っている場。立つ場を変えると見方が変わる。
第2章 お金の見方
自分の立ち位置からは悲劇に見えることも、一歩引いて俯瞰したら喜劇。
凹んだまま笑いを取れたら、あなたは人生の金メダリスト。
どんないイヤなことも、他人事なら乗り越えられる。他人事にする方法は、自分の境遇をネタにして、できるだけ明るく話すこと。
話すことで、それを自分から放すことにつながる。
人生の究極の目的は、自分が自分になること。人生は映画で、本気で自分役を生き切ること。
あなたの人生を大ヒット作品にするには、3回以上失敗した方がむしろ良い。
試練が来たということは、クライマックスが始まったと見ればいい。
大事なことはたいてい面倒くさい。なあなあにやっているだけでは、楽(ラク)なだけで、楽しくならない。
ほんとの楽しさ、究極の面白さは、誰かの笑顔を生み出すこと。
あなたが今やっていることを面倒くさくするほどに、あなたらしさが出る。どんな面倒くささをやれるかが、あなたの持ち味となり、個性となる。
すでにあるものに目を向けて、ちょうど良いことを楽しめれば、いまこの瞬間にも世界には「不足」はない。
不幸か幸せかは「あるもの」「ないもの」どちらに目を向けるかの違いだけ。
無いものに意識を注ぎ、足りない世界を拡大するか、有るものに意識を注ぎ、満ち足りた世界を拡大していくか、それはあなたの見方次第。
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