思い通りに相手を操る心のガードの外し方(Dr.ヒロ 著)
読む目的
相手の警戒心を解き、信頼関係を築く方法を学ぶ。
序章 警戒心の解き方
警戒心には、一度警戒心を解いた相手を無条件で信用してしまうというバグがある。
心のガードを外せると、良くも悪くも人の人生を簡単に変えられる。
自分自身の警戒心を意識的にコントロールできれば、自分の人生も自由自在となる。
第1章 誰も教えてくれなかった「心のガード」の秘密
コミュニケーションは国語ではなく心理学。
ほとんどの人が心理学を上手く使えていないのは「心のガード」を外せていないから。
心のガードを外す上で知っておくべき2大原則。
メラビアンの法則:コミュニケーションにおいて、視覚情報55%・聴覚情報38%・言語情報7%の順で印象が決まる。
情報の優先順位:誰が言うか→なぜ言うか→どう言うか→何を言うかの順番で大切になる。
コミュニケーションの上達とは、視覚的・聴覚的な表現力が向上すること。
何故、何のために、何を意図してコミュニケーションを取るかで、相手の受け入れ方が大きく変わる。
誰が言うか、なぜ言うかの2点を押さえれば、コミュニケーションの印象操作はほぼ完成する。
第2章 「心のガード」を外す第一印象の作り方
第一印象を確実に良くする3要素:安心感、見た目、勘違い
安心感:この人といると生存確率が上がると相手の本能が感じる状態。類似性と共通性が大切。
ペーシング:相手と話す速度、テンポ(間)を合わせること。
不安の先出し:相手が感じている不安を先に口にすると、相手にとって自分は敵ではなく味方に変わる。
ブサイクはマナー違反。ダサいは重罪。クサイは大罪。
人と仲良くなる難易度は、最初の相手の呼び方でほぼ決まる。仲良くなっていないから苗字呼びになるのではなく、苗字で呼んでいるから仲良くなりづらい。
初対面の相手には、相手が思っていそうなことを自分が思っているテイで話すと良い。
いかに早い段階から仲がいいテイで接するかが、人と仲良くなるコツ。
自己開示の返報性を利用する。ここで注意するべきは、相手が話しやすくするために自分が話す、ということ。
自己開示は、少しだけ恥ずかしいくらいのエピソードがベスト。
質問攻めを避けるために、時々わざと間違えたり、決めつけるような言い方をしてみる。
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