ざんねんな努力(著者 川下和彦・たむらようこ)
読む目的
実る努力と実らない努力の違いを知る。
成果の出るやり方を知る
1. 意思の力には限りがある
意思の力も簡単なことをやるだけだと少ししか減らないけど、難しいことをやろうとすると一気にたくさん減ってしまう。
「意思決定」に使える集中力は1日に10回分しかない。本当に決めなきゃいけないことのために、決めなくていいことを自動化しておく。あらかじめ毎回やることを決めておく。
10回以上意思決定をしているなら、それは10枚のカードを散り散りに破いてちょっとずつ使っているようなもの。=判断に疲れている。
2. 発想を転換する
習慣化するまでは「義務」を「娯楽」と考える。
ゲーム化して、目に見えない成果をポイントに置き換える。
3. シンプルな習慣ときっかけを決める
何かを続けたければ、段取りを減らすこと(シンプル化)が大事。
苦痛にならないレベルのことを続けているうちにそれが習慣となり、習慣になれば結果の積み重ねを実感することができるようになる。
毎日同じ行動を繰り返し、習慣として定着させるためにはきっかけになること(トリガー)を決めておくといい。
ゴールを決めたら、スタートも決めなきゃうまくいかない。
きっかけと行動をセットにして繰り返せば、やがて頭で考えなくてもトリガーに触れた瞬間、条件反射的に体が動くようになる。
やる気のスイッチを見つけること。段取りを減らして行動をシンプルにすること。この2つさえやれば頑張らなくても自動操縦でうまくいく。
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