ペイフォワード
2012.1.18
世界一周出発前より耳にすることが多かったカンボジア。
なぜこんなに注目されているんだろう。
地雷が埋まっている国。
よく日本や多くの国または団体が、支援する国。
経済成長が著しい国。
というキーワードをもっていた。
どれも間違いではないが
この旅を通して、人と出会い、関わることで、もっとカンボジアを身近に感じることができたと思う。
カンボジアにきてみてまずはじめに思ったこと、
それはみんなの笑顔がすばらしいということ。
とくに子供達。
その目はきらきら輝いていました。
1978年に約600万人だった人口は、現在約1,400万人強。
今後もこの子供達が成長して、さらに国自体も成長していくんだろうな。
カンボジアの人と関わることでペイフォワードということばが頭に浮かんだ。
みんな日本人ということだけで、好意をもってくれたり、よくしてくれる。
それはなぜかと聞くと、過去に日本人によくしてもらったから、よく支援してくれるから。
と言う答え。
これってすごいことだと思う。
恩返しするカンボジアの人たちの姿勢、そして、いままでカンボジアを訪れた日本人の力。
カンボジアは国や人とのつながりを感じることができる国。
今回、失礼ながら、日本のNGOや、日本語学校、孤児院をアポなしで訪れ、見学させていただいた。
どの場所でも、そんな僕らを受け入れてくれ、いろいろと話をきかせてもらった。
将来の夢や、なぜ日本語を勉強しているのか、なぜいまの仕事をしているのか。
などなど。
その答えはどれもまっすぐでウソはなく、いろいろと考えさせられた。
またこうしてカンボジアの人々と関わるたびに、
カンボジアにある社会問題(幼児売春問題、経済成長による格差、地雷やその被害者ケア、福祉施設の運営など)
の根深さについても考えさせられた。
僕らになにができる?
きっと全てを解決することはできない。
でも考えること、誰かに伝えること、行動することはできる。
どんな形になるかはわからないけど、
この旅でのよい思い出の変わりにいつか恩返しをしたいな。
バックパッカーミシュラン
旅の予算度:☆☆☆☆☆
(住居費5$ 食費5$ total 10$≒800円 ここにプラスαかかってくる)
グルメ度:☆☆☆☆
(カンボジア料理だけでなく、欧州、韓国、日本料理楽しめます!)
みどころ度:☆☆☆☆☆
(遺跡は見るたびに好きになりそう。)
夜遊び度:☆☆
(ナイトマーケット、BARなどは楽しい)
イケメン度:☆☆☆
(なにげにイケメン多い)
イケジョ度:☆☆☆
(笑顔がかわいい、性格美人多い)
また行きたい度:☆☆☆☆☆
(子供達に会いにいきたくなる!)
香港、ベトナムとその地域に住む人々との関わりが長旅の楽しさだと気づいたぼくら。
日本語学校や、孤児院など旅行会社のパック旅行ではいけないようなところに興味を持ち訪れることが多くなった。
上での日記では書いていないが、孤児院の院長から、日本人の詐欺師に騙されたとのことを語ってくれた。
孤児院のために寄付を募りたいという話を持ちかけ、子供達の写真を撮影してサイトに掲載。
集まったであろうお金は入ってこなかったらしい。
それを聞いて、とても悲しくなった。
募金して終わりではなくどのような使い方をされているかしっかりと確認の必要がある。
よくTVなど映像で流される恵まれない子どものために、募金を!
いっときの感情で流されてはいけないと思う。
募金することが、ほんとうにその子達のためになっているのか。
募金をしてそれで終わりではなく、知る必要がある。
そもそもお金が必要なのかということも含めて。
生の声を知って、学んだこと。
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