051僕は、雪の降る東京が世界で一番美しいと思う
編集者を夢みるこひつじです。
雪の降る東京が世界で一番美しいと思います。
僕は東京の都心が好きではありません。
なんでもあるようで、なにもないからです。
そんな固い人工物の街に、白い雪が舞います。
ビル風に吹かれて、横に泳いでいます。
東京にも、雪は降ります。
こんなきゅうくつな街なのに。
非日常の「仕事の自分」に、急にいつもの自分が溶け出したような気持ちになります。
こんなに取り繕って、お仕事モードの自分を演じているのに台無しです。
いつもの自分に戻ってしまいます。
雪が振ってるなー。
でも都心はコンクリートだから、積もりそうで積もりません。
地元なら積もってるかな。
雪だるま作ろうかな。
いけないいけない、メールを打ち直します。
少しして、ふっと手を止めて、また窓を見ます。
ぼーっとしていると言葉が浮かびます。
「今やっていることも、一生懸命やれば、いつか何かの役に立つ。」
尊敬する母親の言葉です。
どんなにいやでも、この気持ちは忘れないようにしています。
もちろん、がむしゃらではなく、計算高く、確かな目標を持って。
毎日0.2%頑張ると、乗数効果でなんと1年後には2倍になるそうです。
仕事だってもちろん、夢に直接つながる活動をすること。
やってられない日々の中でも、今日もちょっと頑張りました。
次はいつ、雪降るかな。