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amazarashiの、ごめんねオデッセイという曲について

 amazarashiというバンドにおいて、最近になってMVが公開された曲。それが、「ごめんねオデッセイ」である。

 オデッセイとは、長い冒険旅行などの意味があり、また、壮大な曲調から、勝手に宇宙的な、漠然とした曲だと思っていた。

 だが公開されたミュージックビデオを見てみると、非常に泥臭く、人間味のあるドラマがあった。

 曲への解釈に「正解」が与えられたのだ。(つまり、わたしの解釈にはバッテンがついたということだ)。

 で、考えた。
 歌詞にある、「オデッセイ」。まずはこれを、日常の連続という意味に当てはめる。次に、「寒い」=辛い、キツい、最後に「木漏れ日」=天国・救い、あるいは、報い。
 「こんな人生でごめんね、今は辛いよ。いっそ天国へ連れてってはくれないか」。
 もしかしたら、そんなふうに唄っているのではないか?
 
 だってもしそうなら、秋田氏が、ライブのMCで語られた「次の曲(アンチノミーという曲)と真逆のことを唄っている」(意訳)との言葉と合致するし、「アルバム永遠市では、秋田氏のプライベートをより掘り下げている」と評されているのにも合点がいく。

 宇宙のように広がりを見せる曲調と、プライベートのようなミクロな視点における歌詞が、見事にマッチしていて、改めて、良い曲だなと思う。

 ……というのが、わたしの考察と感想。 
 批判も多く、様々な考察が飛び交う今回のMV。
 ホントの事なんてわからない。事実は1つでいいけど真実は沢山あればあるほど面白い。
 amazarashiにますます沼るきっかけをありがとう。

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