#16 「1962-1966」&「1967-1970」 - ビートルズ道入門編【The Beatles Album Review】
今回のビートルズアルバムレビューは、最初の1枚としても最適な
「1962-1966」と「1967-1970」を一挙に紹介します。
(最初の1枚といいつつ2枚組x2で4枚ありますがねw)
基本情報
オリジナルリリース 1973/4/2
1962-1966
Love Me Do
Please Please Me
From Me to You
She Loves You
I Want to Hold Your Hand
All My Loving
Can't Buy Me Love
A Hard Day's Night
And I Love Her
Eight Days a Week
I Feel Fine
Ticket to Ride
Yesterday
Help!
You've Got to Hide Your Love Away
We Can Work It Out
Day Tripper
Drive My Car
Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
Nowhere Man
Michelle
In My Life
Girl
Paperback Writer
Eleanor Rigby
Yellow Submarine
Total Time 62:34
1967-1970
Strawberry Fields Forever
Penny Lane
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
With a Little Help from My Friends
lucy in the Sky with Diamonds
A Day in the Life
All You Need Is Love
I Am the Walrus
Hello, Goodbye
The Fool on the Hill
Magical Mystery Tour
Lady Madonna
Hey Jude
Revolution
Back in the U.S.S.R.
While My Guitar Gently Weeps
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Get Back
Don't Let Me Down
The Ballad of John and Yoko
Old Brown Shoe
Here Comes The Sun
Come Together
Something
Octpus's Garden
Let It Be
Across the Universe
The Long and Winding Road
Total Time 99:40
そのジャケット写真から「赤盤」「青盤」と通称される、
ビートルズのベストなベストアルバム。ベストオブベストです。
「ビートルズのどのCDを買ったら良いか分からない!」という人は、
悪いこと言わないのでこれ買いましょう。
よりライトな選択肢として「1」がありますが、
実は全ての曲が重複しています。
つまり「1」に入っている曲は全て赤青にも入っている。
今後もオリジナルアルバムを買い揃えていくつもりの人は
「1」をすっ飛ばしてこっちを買ったほうが近道ですよ。
ジャケットの写真は赤盤が「Please Please Me」の写真の別ショット、
青盤が幻の「Get Back」に使われる予定だったものです。
約6年を経て同じ場所、同じ構図、同じカメラマンで撮影されたのですが、
すっかり別人になってしまった4人の姿をしみじみと眺めてしまいます……
特にジョン。
レビュー
☆☆☆☆☆☆☆☆★★(8/10)
ビートルズに詳しい人の大半が
「この曲を知らなきゃビートルズは語れないでしょう」
と思う曲の大半は網羅していると思われる。
以下、「1」には収録されていない曲だけをリストアップしてみます。
Please Please Me
All My Loving
And I Love Her
You've Got To Hide Your Love Away
Drive My Car
Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
Nowhere Man
Michelle
In My Life
Girl
Strawberry Fields Forever
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
With A Little Help From My Friends
Lucy In The Sky With Diamonds
A Day In The Life
I Am The Walrus
Fool On The Hill
Magical Mystery Tour
Revolution
Back in The U.S.S.R.
While My Guitar Gently Weeps
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Don't Let Me Down
Old Brown Shoe
Here Comes The Sun
Octpus's Garden
Across The Universe
ね。 結構あります。
特に中期以降はアルバムをメインに据えた曲作りになったので、
「シングルチャート1位曲」だけではカバーしきれない、
アルバム収録曲がこれだけあるというわけ。
「1」がシングル曲のベストなら、
赤青はアルバム曲のベストと言えるかもしれません。
まとめ
以上、ビートルズ入門に、
そしてビートルズ布教にもおすすめな赤盤青盤のレビューでした。
ところで、「Revolver」と「Sgt.~」の間に区切りがありますが、
面白いことにSgt.~以降、バンドリーダーであるジョンに代わって
ポールの発言力が強まっていきます。
それを表現して「赤盤は『ジョン期』青盤は『ポール期』」
と興味深い表現のレビューをどこかで見ました。
(noteで見たんだっけなぁ。ちょっと探してみます)
それでは、かしまさでしたー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?