タッチの変遷
イラストレーターのカシワギマリです。
(毎回名乗った方がいいのかな?とふと思って名乗ってみました。)
先日イラストレーターとしてのスタート当時のタッチをお見せしたのですが、
https://note.com/kashimaro/n/n70db11fed775
今現在は主にメイクや美容の説明カットやイメージカットなど、女性向けの綺麗目のイラストをメインで描いています。
どういう流れで今の綺麗目美容系タッチに変わっていったのか書き残したいと思います。
2000年 謎キャラ時代
首ローラーというキャラをAdobe Illustratorで書いてグッズ販売したり、ドット絵を打って携帯待受画像として販売していた頃です。
ドット絵、普通にPhotoshopでコツコツやってたのですが、今思えばドット絵専用便利ツールあったんじゃないかな…。
2002年ころ ベクターで女の子イラスト
2000年代前半はAdobe Illustratorオンリーでイラストを描いていました。
ロマンチックな世界観と色使いにこだわって描いており、このタッチも携帯待受画像として販売していただいてました。
2000年代半ば 雑貨ブランド
2000年代の半ばは会社員をやめてフリーランスになったあたりで、イラスト制作と並行して雑貨ブランドmerry gloomy plantとして委託販売やイベント参加をしていました。
この時にデザフェスなどで出会ったクリエイターの皆さんとは今現在も交流が続いており、いつも刺激をもらったり相談に乗ってもらったりしています。
雑貨を作ってなかったら…この出会いはなかったわけで、今はやめてしまってますが雑貨作りしてた自分サイコーの気持ちです。
2010年ころ 雑貨制作がイラストにも影響
雑貨制作時に布やスパンコールなんかを使うようになり、それがイラストにも影響し始めて、この頃にはAdobe Photoshopでイラストを仕上げるようになりはじめました。
ちなみに、今も線画と色や構図はAdobe Illustratorで描いて、その後Photoshopに持っていってテクスチャを張り込んだり加筆調整をする描き方をしています。
2018年 美容系イラスト
2018年頃、人気コスメブランドMiMC様のパーソナルカラー診断のイラストを担当させていただく機会に恵まれました。こちらのイラストをきっかけに美容、コスメ、パーソナルカラー診断などのイラストをご依頼いただくことが非常に増えました。
大袈裟ではなく、私のイラストレーター人生のターニングポイントとなるお仕事だと思います。
今現在
2018年からの流れで、今現在も、コスメブランドのお仕事やメイク系雑誌のイラストなど多数やらせていただいています。
コスメブランドのメイクイメージなどのお仕事は、ブランドコンセプトやシーズンテーマにあった女性像を表情やヘアスタイルなどからも感じられるように描いています。
「独特の世界観」があるイラストに憧れがありつつも、今わたしが描いている”限られたスペースでわかりやすさと美しさを両立させる…イラスト”にやりがいを感じています。
まとめ
まとめてみましたが、スタートと着地の違いがえぐくて自分でもびっくりですが、どっちも自分の中にあるものなので…首ローラーも引き続き大事にしていきたいと思います。
今後…なのですが、自分の年齢が上がってきたこと、今は年齢を重ねた方の美容への関心も高いこと、から、50代60代向けの上品で美しい美容系タッチも開発(?)していきたいです。