帯解寺と菩薩カレー#実習生に囲まれた思い出の出産#娘と奈良旅行
長女との奈良旅行
大阪で社会人野球観戦の後、
夫の車で京都に就職した長女と
訪れる予定だった奈良。
突然の会社からの緊急呼び出しで
夫は旅行を断念。
長女と私の2人旅になりました。
”パパ、お仕事大変だね。”
と休日出勤の夫をねぎらいつつも、
心の中は、ニンマリ。
夫に気遣う事なく、娘と2人旅!!
心が弾むわぁ!!
という事で、電車で、奈良県帯解寺へ。
長女出産
娘も今や26歳。
あんなに小さかったのに・・・
初めての妊娠。
”また、寝ているのね”と看護婦さん。
お腹の中で胎動を感じる事なく
どんどん成長3000gを超え、
予定日になっても
生まれる気配もありません。
出産を不安に思う私に
”腰が砕け散る痛み”
”鈍器で殴られ続けられている様だった”
出産がどんなに痛いのか、
赤裸々に語った後、
”大丈夫だよ。皆、経験する事だから!”という
優しい先輩ママ達。
不安にさせないでよぉ。。。
すっかりおじけづいた私は、
”これ以上は難産確実!!”と思い、
娘を起こすつもりで、
階段の最後の一段を軽くジャンプ!
アッと思った時には、破水し緊急入院となりました。
いよいよだ!!さぁ、産むぞ!と
意気込んでみたものの
娘は、出る気配なし。
喘息を併発していた事もあり、
促進剤も使う事が出来ずに
微弱陣痛で2日間。羊水もなくなり、
帝王切開での出産となったのです。
麻酔を打って、下半身が麻痺した頃、
突然に、ドカドカと看護研修生達が、
私を囲んで壁に整列。
え〜!公開出産?!冗談じゃね〜( ;∀;)
そんな話あった?
頭はボンヤリしているし、
ベットの上で、何もする事も出来ません。
そして、あっという間の出産。
”私の赤ちゃんだぁ〜”
私は、嬉しくて、研修生達も忘れ、
人生初の”嬉し涙”を流しました。
生まれたての娘は、顏が腫れていたけど、天使でした。
1週間後、娘の顔の腫れもなくなり、
実家の母も良かったと
嬉し涙を流していました。
座布団に収まる大きさだったのに、
生まれてからも娘はよく寝て、
寝る子は育つと
170センチになりました。
その後、奈良の大学に進学して
奈良に行くうちにお気に入りの場所になりました。
そして訪れる度に集めていた
”大和地蔵十福”という御朱印帳。
最後のお寺は、娘と訪れた”帯解寺”
安産子授けのお寺です。
いつか、娘も母になる日が来るのかしら・・・
そんな旅行となりました。