キレ夫に模範的な対応を夢見る妻
4代目の車
車がないと仕事も生活も
不便な田舎に住んでいます。
現在は、
4代目の車になります。
私は運転が不得手な為、
小さな車が欲しいと
願っていたのですが、
夫の強い願いで、
4代目の車は車幅が広い
3ナンバーの中古車です。
その車をぶつけました。
ホイールに少し傷がつきました。
”なんでぶつけたの?”
”曲がり切れると思ったの?”
夫は、何で?何で?と
”あ~あ、悲しい。
あ~あ、残念。”とか、
そんな反応。
”曲がり切れると思ったから、
曲がったんじゃん!!”
だから小さな車が良かったんだよぉ。
落ち込んでいるのは私よ。
と心の中で叫びます。
夫は、私が小さな傷を腕につけていたとしても、
気付きません。
ところが、車の小さな傷には、
敏感!
”何?これ?”
”どうしたの?気付かなかったの?”
という風に。
この話を
主婦仲間に話すと、
ほぼ皆、
”そうなんだよね。気付くんだよ。
車の小さな傷も。いつも鈍感なくせに”とか
”自分がぶつけた時には、
「見えなかったからしょーがねーだろ」
って開き直るのよ”
”言う、言う、言うよね~”となります。
”一番、落ち込んでいるのは私なのにね。”
皆、同じなんだ。
少しほっとします。
以前、車に追突された時、
現場検証の警察官は、まず、
”お怪我はありませんか?”と
言ってくれました。
キュンとしました。
こうでなくては、なりません。
”仕事と私、どっちが大切なのよ!”なんて、
台詞は思った事も聞いた事もありませんが、
”車と私、どっちが大切なのよ!”は、
リアルあるあるです。
私は、
夫が車を少しだけ擦る事を心密かに
願っています。
その時には、心で笑いながら、
”お怪我はありませんか?”と
言ってやろうと思います。
きっと、キュンとするはずです。
今後は、車のかすり傷くらい、
些細な事と気付くはずです。
そうなって欲しい・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?