万城目ワールドにドッブリハマっている毎日
ヒトコブラクダ戦争からの出会い
私はオーディオブックが大好きだ。
紙の本にも憧れるけれど、
散歩をしていても
家事をしていても
トイレにいってでさえ
オーディオブックは聞けるから最高。
”乱聴”なのだけど、ジャンル的には、
恋愛よりは、戦いもの
悲しいよりは、楽しい
女子が主人公より、男子が主人公
その程度の偏りはある。
そのゆるやかな偏りから選んだ本が、
ヒトコブラクダ戦争上・下。
不思議な力を持つ三つ子が活躍する物語。
兄弟愛あり、友情あり、ハラハラドキドキ
の展開に楽しい数日間を過ごした。
作者は、万城目(まきめ)学という。
京都大学を卒業した頭脳明晰な作家さん。
彼の”日常の中に非日常が入る”という彼の作風を
万城目ワールドというらしい。
ちょっとバカバカしくて、
そうなんだぁ。そうだったのぉ!!
私の常識を少し底上げしてくれるウンチク
があり、読んだ後、
ウフフという気分になる。
鴨川ホルモー・八月の御所グラウンド
偉大なる、しゅららぼん・・・
まだ、沢山楽しめそう!
本は楽しい。好きな表現やストーリーが
自分の感性に響く作家さんとの出会いは
更に楽しい。
”渋谷ウェストゲートパーク”から
しばらくの間、石田衣良さんが好きだった。
本を聞くにも、感じるにも精神的な
体力がいる。
直接的な体力だけでなく、子供の頃、若い頃に
普通に存在していた活力・感受性というのも
歳を重ねるにつけ、ドンドンと少なくなって
いく様に思える。
心を空っぽにして、ずっとずっとワクワク
としていられる余白をもっていたい。
しばらく、万城目ワールドを楽しもう!!