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有識者検証会は農林中金の課題を検証できるだろうか?②外債売却で「好決算」装い、組合員の資本を食いつぶす
割引あり
農林中金の投融資・資産運用に関する有識者検証会の会合は非公開ですが、第1回会合のあと、議事概要を公表しました。
それによると、「外国中央銀行の利上げ時の対応に機動性がなかったのではないか」という意見のほか、「市場運用体制に係るガバナンスが堅牢なものと見受けられるが機能が適切かどうか」「農林水産業者、食品関連業者への投融資を増やしていくべきだ」「貸付限度額の引き上げなど民間制度資金(農業近代化資金等)の改善を図って欲しい」という意見もあったそうです。
これらをまとめて議論するのですから今後もおそらく、これまでのメディア報道をなぞるような、中途半端な議論にとどまってしまいそうな予感がします。わざわざ農林中金の3人の代表理事を出席させ、金融庁長官にもオブザーバーとして傍聴させるのなら毎回、もっと論点を絞って掘り下げた議論をしてほしいものですね。
公開情報からもわかる農林中金の摩訶不思議な動き
米国の利上げ時の対応について、公開情報をみるだけでも農林中金の運用姿勢の異様さがよくわかります。
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