①新動物愛護センターの運営参画、民間11社に意向聴取、広島県、寄付も募る
久しぶりに記事を投稿します。動物愛護センターの移転問題やNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ、大西健丞代表理事)との関係などについて、広島県(食品生活衛生課課長・動物愛護センター所長)から私の質問に対する回答があったので5回に分けて紹介します。
【新しい県動物愛護センターの 建設手法について】
神石高原町に本部を置いて、捨て犬シェルターなどを運営しているNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と県の協議記録によると、県は動物愛護センターの移転整備にあたって、PFI、SIBなど民間の資金やノウハウを使う新しい手法も検討している、と説明しています。
問 計画の具体化にあたって、県は野村証券に調査を委託しましたが、今年5月に発注して8月に報告を提出させるスケジュールです。民間企業や団体に対するPFI参加意向調査は行うには短すぎるのではありませんか。野村証券は何社、どのような業種の企業や団体に意向を聞いたのですか?
答 動物愛護センターの移転については、昨年の豪雨災害の影響の中、可及的速やかに進めているところです。詳細検討の3 か月という期間につきましては、事前の複数社への意見聴取等により、食品生活衛生課が適当な期間と判断したところです。意向調査の対象につきましては、開発業者、施設管理事業者及びペット関係事業者、計11 社に対し実施したところです。
問 PFIの実施等について詳しい説明を行った上で、パブリックコメントを実施して広く意見を聞く予定はありますか?
答 PPP/PFI の実施検討については、ホームページにも公開している広島県PPP/PFI 手法導入優先的検討方針に基づき進めているところです。今後の進め方については,現在検討しているところです。
問 ふるさと納税制度などを使って、県自身が建設運営のため広く寄付を募ることも検討していますか?
答 県として動物愛護管理に係る寄付を募ることを検討していますが、その手法等につきましては現在検討しているところです。