ネット情報に振り回されない、最新の正確な『補助金』情報の集め方!
こんにちは、ぽんさんです!
「補助金の情報があふれてるけど、どれを信じたらいいの・・・?」
「補助金の正確で最新の情報をどうやって集めればいいかわからない・・」
と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、補助金の正確な情報をいち早く確認する方法についてまとめてみました!
本記事は、補助金が作られるところから公募されるまでの流れについて解説し、最新の正確な補助金情報を確認する方法について紹介していきます。
どんな補助金が用意されて、いつから公募が開始されるかなどの最新の情報を、いち早く正確に知りたいですよね。
補助金が作られるところから、公募前後の動きを知ることで、補助金の公募時期を予想することができるんです。
また、補助金情報の発信元を知っておけば、いち早く、最新で正確な情報を手に入れることができますよね。
当記事では、補助金が公募されるまでの流れやスケジュールと補助金情報の発信元を解説します。補助金の公募時期の予想の考え方や採択に有利になるポイントがわかるようになりますのでぜひご覧ください!
1:補助金の公募がはじまるまでの流れ
補助金の公募(募集)は通常、毎年2月~3月にはじまることが多いんです。
これは国の予算の仕組みに関係があるためなんですね。
補助金が公募(募集)されるまでの流れを知ることは、補助金の情報をいち早く入手する方法を知ることにもつながるんですよ。
ですから、補助金の公募(募集)がはじまるまでの流れについて解説しますね!
>補助金が作られるまでの流れ
まずは、国の予算が組まれるまでの全体像を把握するために、上の図を参考にしてください。
補助金は国の予算のもとに行われます。
中小企業向けの補助金は補正予算といわれる追加予算で行われることがほとんどなんです。
この補正予算は1月~3月の国会の本会議で決められることが多く、その後に開かれる臨時国会で決められることは少ないんです。
補正予算はその年度内にはじめなければならないので、年度末である3月にその年の補助金の第1回目の公募(募集)が行われるんですね。
>補助金が公募される直前の動き
予算が成立すると、いよいよ補助金の公募をする準備がはじまります。
補助金は事務局というのが設置され、事務局が申請の受付や審査、精算の手続きなどを取りまとめてくれるんです。
この事務局は、成立した予算で行う第1回目の補助金の公募前に、事務局の公募が行われます。
事務局が決定すると、間もなく補助金が公募される流れになっているんです。
>補助金の情報の集め方
では、この流れをもとに、補助金の情報が、どのタイミングでどの程度の内容がわかるのかを解説していきますね!
補助金の情報を知ることができるタイミングは以下のようになります。
赤字で書かれたタイミングが補助金関連の最新情報を確認できるタイミングなんです。
こうした情報は経済産業省や中小企業庁のWEBサイトで確認することができますよ。
経済産業省WEBサイト
https://www.meti.go.jp/main/31.html
中小企業庁WEBサイト
https://www.chusho.meti.go.jp/
概算要求や予算関係の資料ではどのようなことにお金が割り当てられるかの内容を知ることができます。
補助金の事務局の公募(募集)については具体的な補助金の名称と、大体の内容を知ることができます。
そして、補助金の具体的内容と詳細については公募(募集)が開始されないと知ることができません。
しかし、過去に行われた補助金については、前年度の公募(募集)内容を参考にすることができます。
ですから、前年の補助金の公募要領と呼ばれるルールブックを見て参考にしましょう!
そして、補助金の事務局の公募(募集)がはじまったら「いよいよはじまるな!」と準備をはじめましょう!
>補助金の公募時期を予想するための考え方
ここまで説明したような流れで補助金は作られて、公募が開始されるんですね。
この流れを踏まえて、補助金の公募時期を予想する考え方を紹介します。
ただし、この予想の考え方はあくまでボクの個人的な考え方なので、ここだけは参考程度にしてください。
補助金の公募時期の予想を、ボクは予算が成立したら考えはじめます。
まず、予算が成立すると1~2週間後に事務局の公募が行われます。
事務局は、さらに1~2週間後に決定します。
事務局が決まると、1~2週間後に補助金の公募が開始されるんです。
その時によって、タイミングがズレることはありますが大体こんな流れなんですね。
つまり、予算成立から3~6週間後あたりが補助金の開始時期ということになるんです。
ただし、補助金には「基金方式の予算」というのがありますので、この場合は違ってきます。
基金方式の予算については、後ほどご紹介しますね。
補助金の公募期間はとても短いので、これを知っているかどうかで準備に当てる時間も変わってくるのでとても大事なことですよね。
>補助金の「基金方式の予算」とは
補助金の予算が組まれるまでの流れをここまで説明してきましたね。
予算は、毎年予算が組まれる場合と、何年か分の予算を一度に組む場合があるんです。
それが「基金方式の予算」といわれるものです。
例えば、○○補助金を3年間は毎年公募することにして、その分の予算を最初に確保してしまうことがあるんです。
この場合は、事務局は最初に公募するだけで、3年間同じ事務局がその補助金を運営することになるんです。
そして、基金方式の場合に公募は3年間定期的に行われますが、公募される時期は経済産業省や中小企業庁、公式WEBサイトに突然公表されることになります。
ですから、基金方式の場合は定期的にチェックするしかないんですね。
補助金によっては、今後の公募予定などを公募要領や公式WEBサイトに記載することもあります。
しかし、そのスケジュールにない日程で突然公募される場合もありますので、やはり定期的にチェックするのがよいのではないでしょうか。
>ちょっと得する補助金の豆知識
ここだけの話ですが、ボクの経験上、補助金はその予算年度の1回目の公募のほうが採択されやすいと感じています。
あくまでボクの仮設ですが・・・理由は以下のようなことがあるのではないでしょうか。
一つは、1回目の公募は公募期間が短く、多くの申請する会社が準備不足で申請することが多いんです。
補助金は相対評価になる傾向にあると考えられる(仮説)ため、しっかり準備ができれば審査で有利になると思います。
もう一つは、補助金には予算があるんです。
数回にわたって公募される補助金については、予算の消化がはじまる1回目の方が予算が多く残っているので採択されやすいと考えられます(仮説)。
※2回目以降でも採択率がよい場合もあります。
これらはあくまで仮説ですので、実際は違うかもしれませんのであくまで参考にしてください。
補助金の詳細を確認して申請に挑戦しよう!
今回は中小企業向け補助金の、正確で最新の情報収集のやり方について紹介しました。
いち早く補助金の情報を集めて、余裕をもって補助金申請の準備ができるように、ブログ記事の全体像とポイントをおさらいしておきましょう!。
◆正確で最新の補助金の情報収集ポイント◆
・補助金の詳細は公募要領がでないとわからない
・補助金の情報は、経済産業省、中小企業庁、公式WEBサイトで確認する
・概算要求や予算の資料からどんな補助金が準備されているかわかる
・国の予算が組まれたあとに補助金は公募される
・補助金の公募前には事務局の公募がある
・補助金は基金方式の予算の場合がある
今回の記事は、正確で最新の補助金の情報収集の方法をご紹介しました。
補助金の情報を入手したら、次はその情報を正しく理解して申請に向けて準備していくことが大切です!
次回は、補助金の申請準備についてご紹介します!ぜひご覧ください。
【次回記事】はじめて挑戦する補助金申請書作成の準備(補助金共通)
早めの情報収集と、国から公表される確実な情報を確認して補助金を活用していきましょう!
当記事が少しでも役に立てたら幸いです。