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忘れられない旅は、地元民にあった!【高知県/馬路村】日本で最も美しい村連合加盟町村
「待ってますき!昼でも一緒に食べましょう!」
徳島阿波おどり空港に着くなり、すぐに電話をかけた。その返事がこれだった。逢ったこともなく、突然の連絡にも快く引き受けてくれた今回の地元民「木下 彰二さん」木下さんがいる高知県馬路村の話。
まず、私はごっくん馬路村が好き。四国に入る2週間前に京都の道の駅でもこの商品を手にしており、一度行ってみたいな~と思っていた矢先、知人の紹介で四国入りが決まり、これはチャンス!だと思った。
私が暮らす赤井川村と今回旅した馬路村は日本で最も美しい村連合に加盟しているという共通点があった。それをきっかけに地元愛が強い方を紹介してもらい、今回迎えてくれたのが木下さんである。
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かつて林業で栄え、村の面積の96%を森林が占める自然豊かな場所。
うまじ温泉に到着するなり、大きな案内版がわくわくさせてくれる。
インクラインに乗って村内を一望でき、馬路村内に張り巡らされていた森林鉄道を復元した観光鉄道や子供が遊べるポケットパークがある。この公園にも列車の線路が描かれ、子供たちはそれに沿って走り回っていた。
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2歳の女の子も何度も肌に擦り込み、中々この場から離れなかった。笑
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うまじ温泉内のレストランでは、ゆずを使ったメニューはもちろん、山菜やアユ、アメゴなどの山里ならではの料理が味わえる。
ゆず酢鶏丼はぽん酢しょうゆが使用され、野菜と一緒にさっぱりした味わい。ソフトクリームはごっくん馬路村の味がしっかりする。そして大きい。笑
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観光客はめったに入らない。というよりメイン通りから中に入っていくため、入り方がわからないゆず畑に案内してくれた。軽トラが一台やっと通れる道。かつて水田であった場所がコスト面も含め、現在定植から6年ほどで収穫できるゆず畑に変わっている。
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石垣に腰かけ馬路村への想いや取り組みを語る木下さん。ゆず畑に移動中も、「こういうトゲにささって、タイヤがパンクするきね~。」と車を停車させ道路に落ちていた木の枝を拾っていた。
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ゆずの表面を爪でこすると、気泡が弾けゆずの良い香りが広がる。
11月の収穫最盛期に向け、これから夏の暑い時期に青ゆずの収穫と化学系の農薬や除草剤を使用しないため、村民同士で協力し合い汗を流す日々が続く。
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昭和63年に誕生した「ごっくん馬路村」をはじめ、人気のぽん酢しょうゆ、ゆずの村酒造などがある。中でも青オニゆずこしょうとぽん酢しょうゆのコンビで、茹でた白菜や餃子のたれに。この組み合わせがとにかく私のおすすめ!!ゆずの香りと苦みも少し感じられ、本物のぽん酢といった感じ。ごっくん馬路村はシンプルに「水、ゆず、はちみつ」のみの原料。子供たちもごくごく飲んでいた。
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800年前から自生しているゆずを最初は一個一個手搾りで商品化。
そして、今から15年前に村民の協力と理解の基、ただ無農薬から有機栽培へと変わる。今では約200軒ある生産者全てが同じ方法で有機栽培を行っている。(内15軒が有機JAS認定の生産者)
「当時、それをまとめ上げた組合長はすごい。」と仰っていた木下さん。
林業の衰退の危機から、村を守ろうと奮闘した先人たちの想い。それを受け継ぎ、守り語り続け、また新しいことに挑戦していく。そういうものを大切にする地元愛が強い人がいることが地域の最大の魅力であることに気づかされた。
旅の思い出は、地元民。行きたい場所には、また逢いたい人がいる。
~えっちゃんのあとがき~
今回、出発地は徳島県海陽町。
高知県東洋町に入り、車がギリギリすれ違える山道を進む。
二股橋(めがね橋)を渡り、さらに進むと対向車とは譲り合うのが基本といった山道に入り、右も左も杉の木が並びくねくね道が続きます。天気が悪い日はこのルートはおすすめできません。なぜなら、車酔いする人は窓を開けていた方がいいから。笑
そんな険しい道のりでしたが、滞在時間4時間があっという間に過ぎるほど。そして、何を買っても満足いくゆず商品のラインナップです!
ぜひ、四国に行かれた際は高知県馬路村へ足をお運びください。
日本で最も美しい村連合 ▶ https://utsukushii-mura.jp/
馬路村の商品紹介 ▶ https://www.yuzu.or.jp/