鹿島アントラーズ×キングダム
蕞(さい)の民×鹿島サポーター
キングダムは極上のマンガで、アニメは今現在、数あるストーリーの中でも盛り上がりに盛り上がりまくる…“蕞”の局面‼️✨
一般市民しかいない、戦えるはずもない蕞が、強力な敵とどう戦うのか?
ココは読んでいて心動かされる場面も多く、スポットライトが当たる人がコロコロ変わって色んな人に感情移入ができたり、マジか⁉️という展開の連続、キングダム屈指の内容になっている✨
キングダムに登場する魅力的なキャラクターたちは、それぞれの立場、背景、境遇が鹿島アントラーズに所属する選手たちとダブること (勝手に変換してます)があり、
読んでいてふと鹿島のことを思い出す脱線状態も少なくないのだ✨‼️
最大の見せ場は秦の王、政(せい)が蕞の民に語りかけて声を上げて、見事、蕞の民が戦士になることを覚悟して、気持ちが爆発するシーン。
こんな名場面でも、脱線脱線✨
あの時の鹿島がよぎったんだ。
2016ー2017の天皇杯決勝で、小笠原満男が中村憲剛に詰め寄ったシーン。
あれはピッチにいた鹿島の選手たち、
スタジアムにいた味方の鹿島サポのみならず、
敵の川崎サポも巻き込んで空気を変えた‼️
そんなになんてことのないプレイだったが、
小笠原は過剰と言ってもおかしくない反応で、速度で中村憲剛に詰め寄る。
それを周りの選手が静止に入り、入り乱れ、試合のテンションが切り替わった。
吹田スタジアムの、それまで蕞の民のように平和的だった鹿島サポを共に戦う集団に変え、
他の鹿島の選手たちにもタイトルを獲る覚悟を
決めさせたのは、あのシーンがあったからに他ならない‼️
政は蕞の民に言葉をかけ戦士に変貌させた。
小笠原は言葉は発していないが、
私たちサポの、他の鹿島の選手の目に、心に問いかけ、心の奥底にあった
“タイトルを絶対獲る‼️”
という熱くたぎる気持ちを爆発させてくれたんだ‼️
信(しん)×ディエゴピトゥカ
人の心のエンジンをかけるキッカケとなった小笠原満男のプレイ。
そんなことができる選手がいま、鹿島アントラーズにいるのだろうか❓
いる。
試合を見ていて感じてしまったんだ✨
コロナ禍でスタジアムに入れなくても、DAZNでの応援になっても、
TVからタブレットからスマホからでも、想いが滲み出てくる。
そんなことができる人物。
ディエゴピトゥカである。
この特別な能力はどこから来るのか❓
それはシンプルだ。
“勝ちたい”
その想いが、スマホから、TVから、滲み出る、届いてくる。
プレイに魂がこもり、わかりやすい表情、リアクションをしてくれるおかげで、
伝わる範囲が非常に広いのだ‼️
このプレイもそう。
ディエゴピトゥカは、試合中に悔しがる。
苛立つ。意地となって体全体で止める。
その姿を見せつけて、何度でも何度でも向かっていく。
しかもその悔しさ、苛立ちはパスを出しても走らない仲間に…ではなくて、全て自分自身にだ‼️✨
自分を追い込み、高め、試合中にチャレンジを何度も繰り返す‼️
チャレンジを何度も何度も工夫をしながら繰り返すその姿に、惚れないものはいない。
「僕は自分に対して、とてもシビアで厳しいタイプ。常に自分のベストなパフォーマンス、
あるいは、それ以上のプレーを求めてしまうところがあり、その実現のために、
自分の持ち味をトレーニングで磨き続けている」
ディエゴピトゥカ
信もそうだ。
勝てない…と思っても仕方のない、
武神 龐煖(ほうけん)に何度も何度も立ち上がり、
その姿を見て周りに人が集まり、同じ想いになっていく。
じゃあ、ディエゴピトゥカは小笠原満男なのか❓
それは違う。
これは本能型の武将、麃公(ひょうこう)将軍が信に言った言葉。
『一番重要なのは、火付け役が火の起こし場所に
出現できるかどうかじゃ』
あの場面、火付け役が小笠原満男だったとしたら、
火の起こし場所は相手のキーマン、中村憲剛で間違いない‼️
それに時間帯。
相手が乗ってくる前に火を起こす🔥という
なんと麃公将軍も褒めちぎりそうなタイミングと場所だったんだよね‼️
頭は冷静に、心は熱く。
気持ちは表に、行動に‼️
という素晴らしいプレイだったんだ‼️✨
ただ、ディエゴピトゥカは来日してまもない。
鹿島で試合に出てから半年も経っていない。
火付け役🔥ではあるが、火の起こし場所はまだ効果的でないことも多い。
それには時間が必要だが、
ディエゴピトゥカにはもともともっていた武器がある。
それは鹿島アントラーズというチーム、選手に一番大切なもの✨
“献身・尊重・誠実”だ‼️
「試合中、ボールコントロールやパスの精度が理想とかけ離れているときには、ハートでプレーする意識を高めるようにする。体を張ってスライディングしたり、運動量を増やして戦う姿勢を示す。僕自身はフォア・ザ・チームの精神を持って取り組むタイプなので、どのような形であろうとも、チームの勝利に貢献できるプレーを常に模索する」
どんな状況でも、仲間のために、勝利のために、家族のために、献身的に戦い、全力を尽くすことを誓う。それがディエゴピトゥカだ。
そんな鹿島アントラーズを体現するような姿、言葉を魅せてくれるディエゴピトゥカ。
いずれ次世代の小笠原になる可能性を秘めている。
そんなディエゴピトゥカが鹿島アントラーズというチームでより輝くために
必要なのが相方の三竿健斗だ‼️
三竿は、鹿島のキャプテン✨
内田篤人から受け継いだ漢‼️
三竿健斗は最近、ディエゴピトゥカを叱責、指示を出すシーンが見られる✨
その立ち振る舞いは、ピトゥカを戒める、操るというよりも
“導く”ように感じられるんだよね✨‼️
そんな三竿健斗には、尾到(びとう)が遺したこの言葉がよく似合う✨
『仲間のチカラ込みでお前の力だ』
光があるから影がある。
逆に影となってくれる存在がいるから、輝ける選手がいる。
三竿健斗とディエゴピトゥカは、お互いを補い、しかも共に輝き出していて、
まるで信と河了貂(かりょうてん)のような関係に見える✨
そう考えると、小笠原のような本物のリーダーだった存在が、
次世代の鹿島に登場し、君臨する未来も
そう遠くないのかもしれない。
しかも…もしかしたら…
2人同時にだ…小笠原…。
#急にスラムダンク