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柏木公宰のエッセイ 第十二回「昔のアルバイトの話~深夜の清掃~」
こんにちは、本日も昔のアルバイトの話をしたいと思います。
当時僕は大学生。
イベントスタッフのバイトをやめてからはバンドの練習ばかりしていました。
しばらくは何もしていませんでしたが、バンド解散後時間ができたため再びバイトを探すことになりました。
いろいろ探しては面接を受け落ちるを繰り返していたのですが、とうとう決まりました。
それは銭湯の深夜清掃でした。
深夜の1時に銭湯前集合して全員揃ったら、清掃開始。
時間は4時まで働くのですが、この3時間の間にすべての清掃を終わらせないといけないので、なかなかシビアである。
僕以外の従業員はおばちゃんが三人と30代くらいの男性二人。
人数はそこそこいるがそれでも毎回ギリギリで終わってました。
というのも清掃用機械のポリッシャーが一つしかないので、ほぼ一人で全浴槽を任されるのです。
人数が多くても機械は一つだけなのだから、どうしようもない。
ちなみにポリッシャーの操作はなかなか曲者で最初慣れるまではかなり苦戦する。それで時間が潰れることも最初は多かった。
【ポリッシャーの予備知識】
ポリッシャーの操作はハンドルを左右に切るのではなく、なんと上下に切るのです。ポリッシャーのブラシは常に左回転している。ハンドルを上に上げるとブラシの前面に地面が擦れるので右方向に移動する。逆にハンドルを下げるとブラシの後面に地面が擦れるので左方向に移動します。無理に力で左右に動かそうとするとポリッシャーが暴走するので気をつけましょう(笑)
↑※当時教えてもらった知識をそのまま書いてるだけなので間違えてる可能性もあります。
深夜清掃のバイトは結構大変でしたが、それなりにやりがいもあったので3ヶ月ほど続けることができました。
ただ、昼夜逆転の日々が続いたため体調がどんどん悪くなっていき、限界を感じたため辞めることにしました。
しかも時期は真冬。露天風呂の清掃が恐ろしく寒かった。
ただ仕事が終わった後の帰り道は本当気持ちよかった。
誰もいない道をただ一人自転車で走り、朝日が昇るのを見る。
深夜の仕事終わりと早朝出勤の人にしか感じれない気持ちよさ。
こういうのも悪くないなと感じる瞬間でもあります。
でも家に帰ってきてもなかなか眠れないのがつらいんですけどね・・(;^_^A